書くこと、賭けること

どうもはじめまして。スロ小説家のブログです。

すべての書かれたもののうちで私が愛するのは、自分の血で書かれたものだけだ。
血で書け。そうすればきみは、血が精神であることを経験するだろう。

フリードリヒ・ニーチェ 永井均訳
「ツァラトゥストラはこう語った」
読むことと書くこと、より

追憶の旅行記 a memoir of fuck my self.

5、福島 Fukushima

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恥ずかしながら、バルセロナのダリミュージアムで、諸橋近代美術館という世界屈指のダリのコレクションを持つ場所があることを知った。

磐梯山の裏、五色沼のそばに建つその瀟洒な建物は、風景と見事に調和していた。


ダリと縁も縁もないこの国に、どうしてこれほどまでのコレクションがあるのか不思議なくらい、ダリ、ダリ、ダリ、である。

中でも目を引くのが、大作「テトゥアンの大会戦」である。ぼくはその巨大な絵画をじっと見つめていた。

その間、何人もの人がその絵画が飾ってある部屋に入っては、出て行った。

ぼくはじっと絵を見つめていた。


と、向こうからの目線を感じ、「は」と思う。

サルバトーレ・ダリがそこにいるのだ(ダリは戦争を描いたこの絵の中に、自身と、それから最愛の妻を紛れ込ませている)。

ぼくは心の中で言う。

「ダリ先輩」

もう一度言う。

「ダリ先輩」

ダリは何も答えない。あのヒゲを尖らして、ただこちらを見ている。
 

「あざす。ダリ先輩。おれ、がんばるっす」ぼくは巨大な絵に背を向けて、部屋を出た。


 やれやれとダリ先輩はジョジョ立ち


6、長崎 Nagasaki

接客業をしている頃、佐世保北高校出身だという男性のお客さんに会ったことがある。翌日、今度は女性で、佐世保北高校出身というお客さんが来店した。

佐世保北高等学校。「坂道のアポロン」というマンガの舞台にして、村上龍の母校である。男性客は、僕は実は村上龍の小説が好きではないんです、と言い、女性客は、私は実は村上龍の小説を読んだことがないんです、と言った。


そんなことを思い出しながら、イルカを見に海に出た。

あそこに見える山は雲仙普賢岳である。長崎は島の数がダントツの日本一位である。たしか千に近い島がある。イルカは群れでばっしゃばっしゃと泳いでいた。遊ぶようにぐるぐる回ったり、ジャンプしたりしていた。そのイルカを何艘もの船が追いかけ、そこに乗る老若男女の観光客たちは、イルカの一挙一動にスマホや携帯やデジカメを向けている。

ふと思う。なぜおれはこんなところにいるのだ?


 観光をしにきたわけではないのだ雲仙普賢岳

7、石川 Ishikawa

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どこだここ? ぼくはどこだか知らない部屋で眠っていた。
頭が痛い。
ぼくがいるのは古都金沢、のはずである。

机の上に、「カギは開けっ放しでいいですよ」という書置きがある。

あー気持ち悪い。

昨夜のことを思い出そうとすると頭が割れそうで、トイレにかけこんだ。

色気のある話では全然ない。飲み屋を7軒はしごして、最後に行ったバーで意気投合した男の部屋にぼくは泊まったのだった。

吐くものをすべて吐き、出すものをすべて出し、それでも気持ち悪かった。外に出て、アパートのドアに頭を下げた。

しばらく歩くと兼六園があった。ぼくは一時間くらいかけて、日本三名園のひとつをぶらぶら歩いた。

夜になるのを待って、ぼくはうっすらとした記憶を頼りに飲み屋に向かった。一宿一飯の恩を街に返そうと思った。そしてまた酔いどれるのだった。


 紅葉落つ金沢片町三日酔い


8、福井 Fukui

敦賀にて一泊。以前この地に来たときは(あれはたしか1998年)、ケンタッキーの前のカーネルサンダーズさんが敦賀気比高校のユニフォームを着ていた。今は甲子園のシーズンではないので、もちろん着ていない。

川沿いを歩いて海に出た。日本海を眺めながらひたすら酒を飲んでいた。不思議と二日酔いなしで目覚め、翌朝、金沢に向かった。


そういえば、福井竜を見ていない(しまった)

9、富山 Toyama

本当は氷見にうどんを食べに行こうと思っていた。が、金沢で三日酔いしてしまったため、日程的に厳しくなった(翌日には旧友の結婚式に参加しなければいけないのだった)。

ともかく、富山市で降りて富山の薬売り的な薬局に入ってみた。ええと、よくわかりませんでした。名残惜しいがマス寿司を買って、高速に乗った。


富山といってまず思い出すのはふたりの藤子不二雄先生だろう。ぼくの精神を育ててくれたもののひとつに、「ドラえもん」がある。今でも少しだけ、この文章を書いているPCの乗った机の引き出しからどらえもんが現れることを期待している。

それと、ぼくは立山という日本酒が大好きです。


 金沢で泥酔したのは立山のせい

作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

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当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
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