書くこと、賭けること

どうもはじめまして。スロ小説家のブログです。

すべての書かれたもののうちで私が愛するのは、自分の血で書かれたものだけだ。
血で書け。そうすればきみは、血が精神であることを経験するだろう。

フリードリヒ・ニーチェ 永井均訳
「ツァラトゥストラはこう語った」
読むことと書くこと、より

書評のようなもの。

ブログのルール

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ブログを始める前に、幾つかルールを決めた。

1、好きなものについて書く。

2、嫌いなものは書かない。

3、喧嘩しない。

寿は、言祝(ことほ)ぐ。言葉で祝うのだ。誰かを攻撃したい場合、ぼくは呪詛とか呪音みたいな名前を名乗らなければいけないだろう。

どうも呪音デス。ぼくはスロットが大嫌いデス。と書いたとする。スロットを嫌いな人間が、何故スロットについての文章を書くのか? 死に向かって刻々と進むしかない人生の、限られた時間を使って、何故嫌いなものを書くのか? それは嫌いと言うよりも、むしろその対象が好きということではないか。そんな素直じゃない心で何かに打ち込むのは、時間がもったいない。

というような理由から、嫌いなものは書かないと決めていたのだけど、時々、感情にまかせて文章を書きなぐってしまうこともある。アップこそしていないが、「(タイトル自粛)」という映画を見た後は、悪酔いのように脈拍が速くなり、その勢いで文章を書き散らかしてしまった。改めて思うのは、嫌いだと感じる対象は、その対象の中に自分を見ているということ。

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鼻につくのは、自分の特性である。

伊賀忍を「伊賀虫」呼ばわりする風待将藍さんを思い返すまでもなく、「嫌悪感」というのは、ほとんどの場合、見たくない自分の姿なのだ。何でこいつこんなに偉そうなの? と思ってしまう自我は、すでにして偉そうなのだ。

セルゲイ・ラフマニノフが初めて交響曲を書いた際、ある高名な作曲家がこんなことを言って扱き下ろしたと言われている。

「もし地獄に音楽学校があったら、ラフマニノフくんの曲は地獄の住人を喜ばすだろう」

我々人間さまは、こんな曲では喜ばないぞ、ということが言いたいのだろう。その批評に、そして曲を委託した指揮者の曲の解釈の不可解さに、ラフマニノフはほとほとまいってしまい、精神を病み、精神科医の助けもあってピアノ協奏曲第2番で復活するまで苦渋の時を過ごすのだが、現在、ラフマニノフを扱き下ろした作曲家の作品群よりも、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の方が何倍も演奏されている。

というように、今ぼくは誰かを扱き下ろした人を、未来人の特権を使って扱き下ろしてしまった。これが言葉のよくない遣い方だ。ごめんなさい。

グレート・ギャツビーという小説は、次のように始まる。

「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」

ぼくもこの主人公ニック・キャラウェイと同じように、折に触れて思い出すべきなのだろう。
「嫌だな、と思ったその嫌さの源は、自分の中にあるものだ」と。「自分の中にある嫌らしさは、地獄の住民を喜ばすレベルなのだ」と。そのことを忘れてはいけないと強く思う。

ということで、自分がどれだけ愚かしい文章を書いたか、その映画のタイトルを「書くこと、賭けること」に、映画を「ブログ」に変えて、内容はぼやかして、採録してみたい。


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パチスロ、タバコ、アルコール、『依存』って何だろう?

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バケモノの子を見て


8/6
夏休みの宿題2016



ちょっと前に金曜ロードショーで放送された「バケモノの子」をようやく見た。

孤児というか浮浪者に近いような状態に自ら陥った人間の男の子が、迷い込んだバケモノの世界でなぜか人間的な価値観を得ていく(成長していく)。というような、ステレオタイプ(類型的)なお話だった。

ステレオタイプ、と書いたが、そもそも異世界ものの結末というのは限られている。

1、元の世界に戻る。

これが最もポピュラーな結末だ。というか、ほとんどの異世界ものはこのパターンを踏襲する。なぜなら、それを見ている我々がそうだから。その物語の中に入って、感動し、そして現実世界に戻る。つかの間の非現実世界に酔いしれ、映画館から出て、ああ楽しかったね、と安心してお家に帰る。

2、 異世界にとどまる。

その世界から出れなくなるパターンは、ホラーの常套手段である。「口避け女」「メリーさん」
その手法はより強い非現実感を醸し出す。あるいは方向性を逆に向けるとギャグやコメディになる(始球式に出張ってくる山村貞子)。しかし自らこの選択を下す主人公もいる。たとえば漫画版の「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」、宮崎作品に強い影響を受けたであろう「アバター」

3、世界を壊す。

なかなかこの結末にチャレンジできる作り手はいない。それは大量虐殺であり、たいていは、ポカン、となってしまうからだ。漫画の「デビルマン」、旧劇の「エヴァ」、物語は途半ばではあるが、 「ベルセルク」の蝕もそうかもしれない。
17歳、新宿の映画館で旧劇「Air/まごころを、君に」を見たぼくの魂はその後、帰ってこなかった。トラウマ必至。極めてリスキーな幕の引き方である。

さて、バケモノの子はどうだっただろう?

ここからは細田作品におけるネタバレ的な言及があるので、見る予定のある人は後で会いましょう。



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魔女の宅急便と成長痛


 

イエー、金曜ロードショーインザハーウス!続きを読む

スロ小説家が又吉直樹「火花」を語る

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作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきって行きましょう! どこへ? パチンコ屋へ。
1日1回のポチを。
血がたぎります。

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