書くこと、賭けること

どうもはじめまして。スロ小説家のブログです。

すべての書かれたもののうちで私が愛するのは、自分の血で書かれたものだけだ。
血で書け。そうすればきみは、血が精神であることを経験するだろう。

フリードリヒ・ニーチェ 永井均訳
「ツァラトゥストラはこう語った」
読むことと書くこと、より

スロプロ卒業後のセカンドライフについて

♯5「才能のありか」


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ああ、才能ないなあ、と嘆いているあなた。自分の才能が何かわからないあなた。イケダハヤトさんがこんなテストを用意してくれました。

「才能」とは何なのか。それは「認知特性」です。

引用開始

「才能」とは「認知特性」である

「才能」という言葉は面白いですよね。
「努力が99%、才能が1%」「あいつは才能があるから勝てない」などなど、日常的によく使われる割に、それがなんであるかがクリアになっていない気がします。
みなさん、才能って何だと思います?

ぼくは、「才能」をもう一歩深く言語化すると、「生まれた時点で持っている能力・素質」なんてところになると考えています。
さらにそれを噛み砕いていくと、それは、発達や教育の分野で語られる「認知特性」そのものなんです。


風鈴を思い浮かべてください。

認知特性とは何か?それを知るために、ぼくが独自でテストを作りました。

……いいですか、「風鈴」を思い浮かべてください。


風鈴ですよ?あの風鈴。


はい、どうぞ。

目をつぶっていただけると、集中できると思います。


…………できましたかね。


さて。

みなさんは、「風鈴の映像」を思い浮かべましたか?

それとも、「風鈴の音」を思い浮かべましたか?

または、その両方でしょうか?

これで、あなたの才能、つまり認知特性の傾向がつかめます。


音が再生される場合は「聴覚優位」

認知特性というのは、脳が生まれ持って獲得している、物事を認知する「傾向」のようなものです。
生まれた時点の脳の話なので、基本的には変えることはできないと思ってよいでしょう。
 

さて、風鈴の話ですが、先ほど「風鈴の音」を思い浮かべた人は、おそらく「聴覚優位」と言われる認知特性を持っている人です。
聴覚優位はその名の通り、耳からのインプットが強いタイプです。聴覚優位者は一般に「言語(文字)」に強い傾向もあるので、たとえばツイッターを使うときも「話すように文字をツイートできる」と思われます。
もちろん、ブロガーであるぼくも聴覚優位で、耳から入った音をその場ですぐに書き落とす「口述筆記」が得意です。


映像が再生される場合は「視覚優位」

一方で、音よりも風鈴の「映像」の方が強く想起されるようなら「視覚優位」にカテゴライズされます。

こちらもその名の通り、耳ではなく、視覚、つまり目からのインプットが強いタイプです。
このタイプは「全体を把握しないと、なかなか理解できない」という特質が強いと言われます。何かを勉強するときも、まずは目次や概略を理解して、そこから個別の論を学んでいく……というスタイルが向いています。 
また、言語・文字に対する認識が特殊で、なかには「ディスレクシア」「学習障害」と呼ばれるほど、文字を操るのが 苦手な方もいらっしゃいます。「ちょっとした誤字に気がつかない」という人は、視覚優位である可能性が高い気がしますね。

引用終わり

だ、そうです。詳しくはブログ本文を読んでいただくとして、ぼくが「風鈴」を思い浮かべてください、という文字列を見て心に浮かんだもの。

……怒りだった。あえてそれを具現化するならば、炎。風鈴の姿形はおろか、チリンチリンてな音も飛び越えて、心が業火に焼き尽くされてしまいました。ぬぁーんで、他人に才能のありかを特定されなきゃなんねぇーんだ。コンプラ、コンプラ。

こんなんだからぼくはダメなのでしょう。脊髄反射優位。どうも。寿でした。
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下書き5時間。清書5分。推敲5分=15分


次回予告と違う内容になってしまって申し訳ぬ。ぐぬぬ。次回こそは優位性と行動について。 

♯6「修行というギャンブル」


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職を失ったのは、2008年6月17日だった。2018年6月17日。それまでに何らかの形で結実しなければ、文章生活をあきらめる。これがこの修行(ギャンブル)のルールである。

なぜか? ぼくは10年という歳月を、何かを学ぶにあたっての最小単位だと考えているからだ。ある意味では、ぼくは自分の考え(≠センス)に賭けている、とも言える。

他方では、こういう意見もある。
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堀江貴文さんのツイートより



これもひとつの見識だろう。職人やクラフトマンシップをバカにした発言ではない。センスとかイケてるという言葉はイケてないけど、膨大な時間を棒に振る可能性を考えれば、センス(≠生まれもっての優位性)で勝負するほうが遥かに合理的だ。現場の最前線で叩き上げていくという道もある。

ただし、センスで勝負するということは、センスが時代と合わなくなったときに、またはセンスが通用しない問題が発生した際に、担保してくれる存在がないということでもある。

優位性は風の前で揺れる炎のようなものだ。その頼りない灯を常に手元に置いておくことは難しい。

36歳になった今、確信を持って言えることは、過去の成功体験は現在地を明るくしてくれはしない、ということ。2年前の万枚では腹は膨れないのだ。そして、どれだけの成功者でも、一度の失敗で潰れてしまうことがある。ということ。昔はモテた。だから何? 昔は痩せていた。だから? 昔は悪かった。だから?

下積みの時代を過ごしました。それしか誇るもののない人間は、たしかに大事なものが欠けている。ただ、結果が出ない日々をひとり黙々と積み上げた経験が、未来の自分の首を絞めるとは思えない。今のぼくの一番の優位性。それは転んでいることだ。もう転んでいるのだ。転ぶことを恐れる必要はない。
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記事作成時間

下書き30分。清書1時間。推敲20分×4=3時間と少し

10書いて、1~2くらいしか残らなかったw
 

♯7「生き延びよう」

生き延びるために必要なもう1つは、いかに“愉快に、機嫌よく”生き延びるか、です。不機嫌では想像力も知性も働きません。
悲観的にならない、怒らない、恨まない。そういうネガティブな心の動きはすべて判断力を狂わせます。危機的状況下では判断力の正確さが命です。にこにこ機嫌よくしていないと危機は生き延びられません。眉根に皺寄せて、世を呪ったり、人の悪口を言ったりしながら下した決断はすべて間違います。すべて。

内田樹
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スロプロ卒業後のセカンドライフ


人が生きるとは、なかなかに大変なことであって、たとえばうつ病になる確率(生涯罹患率)は、男性で15%程度、女性で25%程度と言われている(2007年刊行の講談社現代新書より)。広く一般に募ってこれくらいの確率だとすると、パチ屋ユーザーに限定するともっと増えるような気もする。

精神を病むかもしれない、病気にかかるかもしれない、交通事故にあうかもしれない、天変地異が起きるかもしれない、戦争がはじまるかもしれない。人生は不確定要素だらけ。毎日スロットのレバーを叩いていると、ありえないような確率に遭遇することが間々あるし、毎日パソコンを触っていると、たまに(あるいはしょっちゅう)システムエラーが起きる。人間の精神も、肉体も、それから人生も、同じような確率論に支配されているように思う。

さて、こんな広い世界で、たまたま近しい興味を(そして問題を)抱える人に向けて、何を書こう。……つうか、そうか。この文章を読んでいる人は、ぼくも含め、社会の主流派ではないはず(違ったらごめんね)。その弱みと強みを書こう。

弱みの筆頭は、寄る辺のなさ。自分をレップするものがない。おれ(わたし)はどこどこの誰々だ、と声高で言えない。団体芸ができない。おれは(わたしは)スロプロの某だ、と名乗ったとしても、社会に認知されることはない。

ところで、かつて日本がモデルとしたグレートブリテン及び北アイルランド連合王国では先日、えらいこっちゃが起きた。以下はEU(欧州連合)離脱の是非を問うた英国の国民投票の結果である。

18~24歳 残留73% 離脱27%

25~34歳 残留62% 離脱38%

35~44歳 残留52% 離脱48%

45~54歳 残留44% 離脱56%

55~64歳 残留43% 離脱57%

65歳以上  残留40% 離脱60% 

英調査会社ロード・アシュクロフトより

EU離脱か、EU残留か。ブックメーカーが引き受けた賭け金は60億円に及び、その3/4は残留に賭けられていたそうだ。
この数字の信憑性がどれだけあるかはわからないが、ぼくがおそろしいと思うのは、正解がない二者択一そのものである。

それはたとえば、こんな対立だ。

「経済的合理性(職が欲しい)」の名の下に集う残留派

「国体護持(移民は勘弁)」を軸に論陣を張る
離脱派


巷間伝わるところによると、大多数の若者は「I'm never giving up my seat on the train for an old person again.老人には席はもう譲らん」というスローガンとともに、ユーロ圏に残ることを希望したというが、結果、残留48%、離脱52%という僅差で、英国はEUを離脱する運びとなった。

まったく違う争点で国民投票が行われたとしても、勝つのは当然人数の多い方だ。この問題は人事ではない。国の前に、一個人として何が欲しいか? 何を失ってはいけないのか?

弱さゆえに取れる戦略もある。恐竜の時代にコソコソ隠れまわっていた人類の祖先が、気候の変動や大絶滅の時代をどう生き抜いたか?

 人間は、生態学的にいうと、植物(第一次生産者)を食べる草食動物(第一次消費者)を食べる肉食動物(第二次消費者)を食べる肉食動物(第三次消費者)まで、すべてを食べる貪欲さを示している。 

筑摩書房 タブーの謎を解く より 


閲覧注意的な怖さがあるけれど、それにくわえ、器用な手という優位性をいかし、火を用いて暗闇の範囲を狭めていった。武器の性能をあげることにより、攻撃力を増した。住宅を築き上げることにより、防御力を上げた。まさに、あの手、この手、である。

とはいえ、平氏のおごり。政治の腐敗。自らを強者と仮定した生命体は必ず滅びる宿命。スロット生活で得られる最上のものは、「後悔しない」というメンタリティだと思う。結果がどちらに転んだとしてもかまわない。少なくとも死なない。
とにかく生きよう。生き延びよう。
その先の未来に約束の地があったとしても、なかったとしても。
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記事作成時間 1時間

スロットやめて何をしよう?


パチ屋で得た一番のものは、自分を希釈することによって、自分の領分を広げるという処世術。
永里蓮


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  • 3. 土村です。
  •  
  • 2017年03月25日 17:51
  • もう続き書かないんですか?
    最近パチンコ飽きたと感じた自分には結構面白い話でした。


リクエストを頂戴したので、記事にしてみようのコーナー  







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作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきって行きましょう! どこへ? パチンコ屋へ。
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血がたぎります。

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