心機一転、私という一人称を使う男性の短篇小説を企図し、書き始めた、はいいが、まったく進まなくなった。理想というか、イメージとしては(あくまでイメージ)、宇宙兄弟の主人公、ムッタの軽さと重さのバランスのあの感じ。ゆるふわ。カチ。という合わせ技である。宇宙兄弟という漫画の場合、漫画のカラーがあり、ムッタの見た目があり、そのキャラクター性が(常に)先行するため、彼が真顔で「私は・・・」と回想するところに妙があるのであるが、ぼくの書く小説の「私」は、ただただ未熟なだけで、その未熟な人間が、私はー(上げ気味に)と言うのが、滑稽でもなんでもなく、ただただ不快なのである。ファック。
困った。さて、どうすんべ、と私は思う。ああ、そうだ。ブログで試してみればいいのだ。ということで、このブログにおける一人称を「ぼく」から「私」に変えようと思う。
いざ、行かう。どこへ? パチ屋へ。
続きを読む