書くこと、賭けること

書くことを賭ける。賭けることを書く。とどのつまりは遊び。Life is the gambling you know?

「寿という言葉は経験による人の円熟という意味に使われていた」
「成功は、遂行された計画ではない。何かが熟して実を結ぶ事だ。其処には、どうしても円熟という言葉で現さねばならぬものがある。何かが熟して生れて来なければ、人間は何も生むことは出来ない」

小林秀雄「考えるヒント」より

2014年06月

第百五十話「こんなにつまらないスロットもあるんですね(あるんです)」

負けるためにスロットを打つわけじゃない。それはもちろん、できることなら勝ちたいと思う。

ただ、考えようによっては、ぼくという人間は、シャメを撮りにパチンコ屋に行っている、という見方もできるかもしれない。たんたんとスロットを打ち、勝っても負けても(ブログのために)シャメを撮っているからだ。

どうせなら珍しいものを撮りたい。感情に直結したものを撮りたい。出るに越したことはない。

さて如何に。

モンハン63から シャメを撮る機会を与えられず -3k

バジ絆 BC2スルー モードが良さそうな台(目視による確認)117~ 173強チェリーか巻物で解除 「ようやった」緑 満月……

いやいや、復活BT

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まさかこの日のマックスがここだとは……

後は打った台すべてで負け(というかほぼ全部単発。一回だけBAR2連)。

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わーい。半月か。
続行しようかな。

……

いっぱい負けた。

「え? 趣味ですか? しょぼい枚数のシャメをとることですかね」

しょぼ枚ハンター寿参上

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週刊我評第二十四週「人はそれでも何かを応援する~W杯に思う~」

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第百四十九話「帰ってきた。黄泉の国から戦士(お金)たちが帰ってきた」

この日も、微、期待値集めからスタート。

説明しよう。微、期待値集めとは、浅いところから天井狙いをする、というわけではなく、時間効率の悪くない台で、少しでも優位性のありそうなところ、MBだとか、銭形とか化物語の1ゲームやめとか、ラグランジェの90とか、モンハン月下やモンキー2の天国内だとか、セイヤ黄金の450~500だとか、けっ、そんなところいらねえぜ、という人も多分におられるような、微、期待値をついばんでいく、つまりゾーン狙いである。

モンハン月下で天国内ヒットするも、倒せず。128追うも解除せず。
チリも積もれば作戦は、中長期的な目線でやらねば、と思う。

店を変え、ハーデスの天井狙い。

GODを引くまでは(何ヶ月経ってんだ笑)ボーダーを下げてもいいのかな、と思うものの、ビビってしまってチャレンジャーの気持ちにはなれず、やはり750あたりから。

最後の難敵、1470ゲームで引いたヘルゾーン(赤)。これを乗り切り、天井到達。

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平均値。

投資は33kほどかかったけれど、これだけで18k近くは戻ってくるわけで、やっぱり甘い部類に入るのかな。投資金額さえ気にならなければ、バジ絆とかに比べるとずっと安定しているような気がします。

といっても、このまま終わることが多いんだよな、というのが実感。

しかしこの日は違った。

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ナナメ黄ナナでジャッジメント(ペル+100)

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ヘルゾーン解除(ペル+100)

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ヘルゾーン解除(ケル+60)

中段ベル+30ハーデスステージへ

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これは嬉しい。

ヘルゾーンでまた解除(ケル+70)

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またまたヘルゾーンで解除

天井以外では初のハーデス降臨

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進撃はここまで。

この時点で残りゲーム数は560くらい。が、その後の上乗せは20のみ、ヘルゾーン赤をハズし、ヘルゾーン黄10ゲームをハズし、裏乗せが60で、終了。

これだけジャッジメントを引けば裏ストックがあるのでは、と思ったけど、いませんでした。
これは50%を外し続けたという理解でいいのかな? イマイチよくわかっていません。 

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とにもかくにも、サルガッソーで紛失した戦士たちが冥界より帰還。

ぼくの打つハーデスにはGODと裏ストックが搭載されていないと思うことにしよう! 

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第百四十八話「バジ絆から北斗、北斗、北斗、バジ絆から蒼天2。立ち回りの成功例」

傘を持ち、色とりどりの紫陽花を見ながら歩く。
気持ちが空の色に引っ張られがちだけど、梅雨も梅雨で悪くない。

店に入って一周。今日も特に打つべき台はなし。
で、バジ絆。
とりあえず履歴を精査、ちょろっと打って、これもしかしたらCかもという台を発見(100%の確信があるわけじゃない)。
でも特にバジ絆を打とうとする人もいないので(いなそうなので)、コインを一枚持って北斗転生のシマへ。

575+最低318あべしという台があったので、こっちから先に打つことにした。
投資6本 テンハが頑張り1072解除 据えリセ不明

右手が頑張りました
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で、その台を消化中に隣の隣の台が740でやめていったので、AT終了後にこれを打つ。
テンハもからんで1349あべし強チェリー解除

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右手神話の崩壊

その台を消化中に隣の隣の隣の台が516あべし+最低186あべしでやめていった。 バジ絆を見て、まだ空いているので、これを先に打つことに。

911あべし解除 据え濃厚

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左手伝説の幕開けならず

 三台打って、+3k(がっくり)

まあいい。満を持してバジ絆へ出陣 220から

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289 家康登場で巻物解除「好機」白

これがBTへ

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この弱チェでBC当選というラッキーパンチもあり、

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継続率も悪くなかったのだろう。まとまった出玉を得る。

峠スタート 高モードを確信し、 続行。
241で巻物解除
「嬉しく」白 これが半月で、続行。

ちょっと時間がかかったけれど、202ゲーム駿府城にて解除

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BTへ
 
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引き裂かれたふたりの間の虹

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て、敵がいない……

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絆高確を活かせなかったのは残念だけど、まあまあ。 


ちょい打ち後、店内をぐるり。蒼天2に 474という台があったので、バジ絆をやめる。

中段チェリー。584ゲームであっさり解除。

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これを三回引く(思いのほかしょぼいことを知る)

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 これはちょっとうれしい

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こんな人も出てきたけど、伸びきらず。

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4ゲームやめ

小博打とか言っていたのは何だったのだろうという、最近の浮き沈み(沈み浮き)。こりず、浮かれず、攻めたいと思う。

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第百四十七話「文学賞落選までの流れ」

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興味がある人がいるかどうかはわからないけれど、現時点でほとんど唯一と思われる作家になるための方法、「文学賞」というものについて、触れてみたい。

文学賞落選までの流れを簡単にまとめると、以下のようになる。

小説を書く。

その文学賞を主催する文芸誌に書かれた応募要項にしたがって原稿を印刷し、郵送する。

およそ半年ほど待つ。

「~賞発表」という表題のついた文芸誌を見る。

自分の名前がないことを確認する。

以上。


まあ、あっさりしたものです。
時々、あなたの作品を受理しました、という葉書を送ってくれる文学賞や、メールで知らせてくれる文学賞もあるけれど、だいたいは以上のような流れで挫折を味わうことになる。

これが実に嫌な時間なのである。

ぼくはもう(一生つきあっていく覚悟があるので)、ひとつの作品が落ちたからといって、泣いたりわめいたり、自殺をほのめかしたり、誰かを傷つけたり、何かを(たとえば台を)殴ったりはしない。

文芸誌の中に自分の名前がないことを確認する。つまり、空を探す。仏教の真理のような行動の後、ふらりと電車に乗る。頃合を見て下車し、適当な宿に入る。そして山などを歩き、木々を愛で、行く川の流れをただ見つめ、めそめそし、くよくよもし、評価されなかった自分の作品の供養をし、次に書く小説の構想を待つ。

せいぜいそれくらいのものだ。

悔しさに慣れてはいけない。
しかし哀しみに潰れてもいけない。
と、思う。

じめじめした季節にじめじめしたことを書いてもしょうがないので、未来につながる今の話をしよう。 これはあくまでぼくなりの考えなので、ご了承いただきたい。
 

ぼくは今、一年に中篇小説を三作ほど完成させている。そしてその作品を出版社に送っている。純文学と呼ばれるジャンルの文学賞に、である。
より具体的に書くと、だいたい二ヶ月に一度、原稿用紙(作家の世界の仕事量の基準はいまだに原稿用紙なのだ)に換算して百枚から三百枚ていどの小説を書き、それを数ヶ月から一年ほどかけて推敲していく。

小説を書き始めた頃は、短篇の文学賞から長篇の文学賞まで、月一ペースで手当たり次第に投稿していたが、やめた。

とにかく書く、から、くりかえしくりかえし書き直す、にシフトしたのだ。

そのうちに(文学賞を落ち続ける中で)、別に文学賞を取らなくても文学をすることって可能だよな、と思った。小説を書くことは一生続くわけだし、文学賞を取る、という目標のために小説を書いているわけではないのだし。

そのひとつが、このブログである。
ぼくにとって、小説を書くことが大事なことで、それが認められるかどうかは、また別の話である。強がりも入っているけれど、ほとんど本心である。じゃあやめろよ、と誰かに言われてやめられないのだからしょうがない。

もちろん、戦略的なことを考えないわけではない。

たとえばぼくが、とんでもない犯罪者だったとしたら、ぼくの作品はたちまち世に出るだろうな、とは思う。
でも、そんな風にして世に出たいか? 否。

作品さえ誰かに届いてくれれば、ぼくなんて世に出なくてもいい。他の職業の人が片手間で小説を書いているわけではないのだ。

それでも確率を上げる努力はせねばなるまい。

確率の問題で言えば、間違いなく長篇を対象にした文学賞の方が取りやすいと思う。そもそも原稿用紙に換算して400枚以上、文字数にしておよそ160000字を書くことができる人間じたいが少ないからだ。

わりと有名な賞だとしても、ノーマルAタイプの機種でビッグを引くくらいの確率で当選できるはず(実力は問わないこととして)。人気のある職業における就活よりも倍率が低いくらいだ。もちろん確率だけの話。

猿が適当にキーボードを叩いて、シェイクスピアの作品ができる確率はゼロではないにしろ、その作品で文学賞に受かる可能性はゼロ。同じような作品はいらないのである。

逆に確率が低いのは、100枚を目安とした文学賞である。ただ、これも多いところで数千分の一。まあ、スロットでいうプレミアみたいなものだ。

確率だけを考えると、スロットにおけるフリーズよりも引ける(気がしませんか?)。

ぼくは今までに、20~30くらいの作品を応募してきた、と思う。

でもそれってさ、たかだかスロットにおける1000円みたいなものじゃないか!
1000円でボーナスが引けるものか。


ゴールは文学賞じゃない。今、この文章を書いている瞬間である。

という感じで自分を慰めながら(励ましながら)、コツコツと続けるしかないのですね。

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作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、トレードをするなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきってまいりましょう! どこへ? チャートの世界へ。
1日1回のポチを。
血がたぎります。

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