書くこと、賭けること

書くことを賭ける。賭けることを書く。とどのつまりは遊び。Life is the gambling you know?

「寿という言葉は経験による人の円熟という意味に使われていた」
「成功は、遂行された計画ではない。何かが熟して実を結ぶ事だ。其処には、どうしても円熟という言葉で現さねばならぬものがある。何かが熟して生れて来なければ、人間は何も生むことは出来ない」

小林秀雄「考えるヒント」より

2014年04月

第八十九話「祈る神を持たない人のためのバジリスク絆高モード狙い」

IMG_3367
         笑々にあった焼酎(笑)

ぼくは今、困っている。

時間はあるが、打つ台がない。
店を移動するのはめんどくさい。
数字に強いわけでもないが、陰謀論や遠隔を疑っていたらきりがない。
そもそもオカルトは信じない。
自分がお金を使うことに対して、誰かの責任にしない。

という人、つまりぼくは、困っている。どうして? 打つ台がなくて。

続きを読む

週間我評第十四週「タイトルで釣りはしません」

IMG_1991

続きを読む

第八十八話「あの日の真相」

IMG_2065
「四代目松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛」東洲斎写楽

少し前に、二日酔いになったことを告白したことがある。

第二十一話「死にたい病


なぜぼくはここまで酔ってしまったのか。今日はそのことについて触れてみたい。



続きを読む

第八十七話「アマツマガツチボーナスとマイナス収支」

モンハン月下。
前回前々回天国内解除の台。70ゲーム。
打ち始めてすぐ、七を狙えという演出。あれ、今AT中だっけ、と錯覚するほど地味めな演出で、青七リプレイなるものが揃う。

AT準備画面へ。

IMG_3402

ネクストの先に見慣れない文字が。

そう、相手は本作最大の敵。

IMG_3414

アマツマガツチさん。
曰く、霊峰に棲む嵐の化身。曰く、大いなる厄災の龍(モンハン大辞典ウィキより)。
モンハンやったことないのでよくわからないのですが、サミーバージョンのプレミア、ラージャンさんとはどっちが強いのでしょうか。
どうせならフリーズのほうがよかった気もするけれど、この御方を倒せなかったら250枚で終わるんでしょう? まあ、そんなこと考えてもしょうがないか。サクサク打っていこう。

IMG_3416
わりとすぐ倒せた、のかな。

最初の三頭で三頭倒し、お、これは永久機関の完成だ、とほくそえんでいたところ、その後九頭と戦って二頭しか倒せなかったという尻すぼみパターン。

IMG_3420

残念。128やめ。

他に12台ほど打ち、トータルで負け。

あ、モンキーターンの天国内で4連チャンしていた台(うち二回はGSによるもの)のロゴなし50ゲームを打ったところ、100ゲームを超えても前兆が来ず、何だよ、と思っていると、110ゲームあたりから始まった前兆から直接バトルに発展し、127ゲーム解除、三連後、ロゴなしだったけど、続行すると、64ゲームで再び直接バトルに発展し、解除。単発の後、再びロゴなしで、天国抜け、というのがあった(+1k)。
ロゴなしでも前回天国だったら追ったほうがいいのだろうか? あるいは、前作みたいに無邪気に追ってもいいのか(たぶんダメだろうけど)。それともガンダムとかセイントセイヤ2黄金激闘編みたいに追わないほうがいいのか。平均設定の恩恵、今だけの現象なのか。

どうなんだ!?

試練は続く。

 
にほんブログ村 スロットブログへ
人気ブログランキングへ

第八十六話「スロットに一発逆転なんてない」

「なあ寿、一発逆転なんてないねんで」と彼は言った。

あれは1999年の夏のこと。
彼はぼくが生まれて初めて出会ったスロット生活者だった。 

そしてぼくが、彼の言葉の真の意味を、生活レベル、日常的な行動様式に取り込むまでに、つまり、体得するまで要した月日は10年だった。

10年。生まれたての子犬が(人間に換算すると)およそ56歳になってしまうくらいの年月である。

あのときは、三日連続で負けが込んでいた。
「明日五千枚出ねえと取り返せねえわ」ぼくは吐き捨てるようにそう言った。
そんなぼくに、彼は言った。
「なあ寿、一発逆転なんてないねんで」と。
「コツコツ行くしかないやろ。一発逆転ゆうのは、コツコツ行った結果でしかないねん。わかるか?」
「わからん」

そう、ぼくはまったく理解していなかった。まったく理解していないぼくに彼はこう言った。
 「ま、ええわ、何しかスロットの負けはスロットで勝つことでしか返せへんねんから」

何の因果か、その言葉を聞いた翌日、ぼくは完全なるツキで、4000枚を獲得するのである。何だよ、スロット簡単だな、と思ってしまったのが、運の尽き。さらにその翌日、人生初の万枚を達成する。

その結果、ぼくは彼の言った言葉の意味を理解することなく、ダラダラとスロットを打つ毎日を送ることになった。

ぼくはそのときに気づくべきだったのだ。あるいは真剣に考えるべきだったのだ。彼の言っている言葉の意味を。一発逆転とはどういうことなのかを。

結局、一発逆転とぼくが思っていたその勝ちは、豪遊と連敗で、あっという間になくなってしまった。

そう、人生は、続くのである。

あれから15年が経った。

今ぼくは、彼の言葉をこう解釈している。プラスの行動をコツコツと続けることだけが、勝ち続ける唯一の方法であり、偶然を必然に変える唯一の道である、と。

手痛い敗北から一日。
ぼくは前日の負けの六分の一を取り返すことに成功した。

 にほんブログ村 スロットブログへ
人気ブログランキングへ
作者 寿
にほんブログ村 スロットブログへ
ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、トレードをするなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきってまいりましょう! どこへ? チャートの世界へ。
1日1回のポチを。
血がたぎります。

にほんブログ村 スロットブログへ

banner
人気ブログランキングへ
カテゴリー
アーカイブ
メッセージ

名前
メール
本文
連絡先 kakukotokakerukoto@@yahoo.co.jp @をひとつ消してくださいませ。
参考ブログor相互リンク先更新状況
相互リンクについて
最新コメント
アクセスカウンター
  • 累計: