書くこと、賭けること

どうもはじめまして。スロ小説家のブログです。

すべての書かれたもののうちで私が愛するのは、自分の血で書かれたものだけだ。
血で書け。そうすればきみは、血が精神であることを経験するだろう。

フリードリヒ・ニーチェ 永井均訳
「ツァラトゥストラはこう語った」
読むことと書くこと、より

2014年04月

第九十四話「おかしい。こんな生活をしているのに時間が足りない」

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「猫と提灯」小林清親

ぼくの標準的な一日はこのような感じで推移する。


(少し遅めの)朝、起きる。

低血圧ゆえ、糖分とミルクをたっぷりと入れた珈琲で脳を釣り、書きかけの小説のつづきを書く。
数時間後、集中が途切れたところで昼食を取る。
小説の進捗状況、及びスケジュールの確認をして、ブログ用に書いた文章を見直して投稿する。

出かける。
どこへ? パチンコ屋へ。

紆余曲折を経て、夕食を取る。

帰宅。
ドル箱の上げ下げのための筋トレ(二日に一回)。

風呂に入る(湯船に浸かりながら本を読む)。

ストレッチ。

ビールあるいは紅茶を飲みつつ、スロットブログを巡回していく。

ブログ用の文章を書く。

スマホの将棋アプリで3局ほど指し、同じくスマホでその日のニュースやブログを読んだりしながら眠気を待ち、眠る。

起きる。以下くりかえし。

おかしい……。暇な時間が全然ない。自称芸術家と嘯く無職のくせに。

部屋の床を占領する数百冊のまだ読んでいない本(時間とともにどんどん増え続ける本)を片目にため息をつく。これは早急に時間を捻出しなければいけない。


たとえば睡眠時間を削って読書にあてればいいという案もあるのだけど、睡眠が足りていない状態で文章を書くことの非効率さを考えると、その案には安易に賛成できず、正直、わかっているのだ。眠る前、部屋を暗くしてからのスマホいじりが無駄であることは。


スマホいじりと読書と、どっちも文章を読んでいることに変わりはないのだけど、最大の違いはインターネットの特性である「ダラダラ感」である。

読書は自分が集中しなければ文章を先に進めることが難しいのに対して、スマホでは指をスルスル動かすだけで先に進んでいく。したがって、スルスル読めるような文章が使われることが多いわけで、こっちもこっちでスルスル読める文章だけを選択してしまいがちなわけで、スルスル読んで、それがスルスル自分の力に変わったらよいのだけど、どうもインプットというのはそういうことではないらしく、どうしても多少の労苦が必要なわけで、これではいかんと思う。なぜと問われるとうまく答えられないけれど。


ということで、スマホいじりを読書に変えよう。こういうのをデジタルデトックスと言うらしいのですが、そう簡単に「スマホを捨て、自然に出よう」とは行かないわけで。


とりあえず、ブログの記事のために読書をしよう、という目標を立てようと思う、今日この頃(最近の流行)。


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第九十三話「パチンカホリック」

突然ですが、「月月火水木金金」という軍歌がありますね。小学生の頃、カラオケかどこかで見て、変なタイトルだなあ、と思ってそれきりだったんですが、恥ずかしながら、つい最近、このタイトルの意味を知った。

土日のない一週間。要するに軍人には休みがないということだった。


そこで思い当たるのは、我々、スロッティアンである。生物というのは基本的に環境に依存せざるを得ない特性があり、したがって年中無休(地区によって順繰りに休みを取ることもあるが、どこかは必ず開いている)のホールに生息する我々パチンカズは、傍から見ると何と勤勉な、という行動を取ってしまいがちである。


これは完璧にワーカホリックと同じ構図だと思う。一言で言えば、休むのが怖いのである。


一度休んでしまうとホールの状況の変化に気づきにくいのでは? という不安が一点、次に行くときにめんどくさくなるのではないか? というこれまた不安が一点、ライバルがオイシイ思いをしているのではないか、という強迫観念が一点、考えれば考えるほど、悪いことしかないように思えてくる。


が、しかし、ホールに行くという行動が惰性に近づいていけばいくほど、仕事としてのクオリティが下がるのは自明の理である。


ということで、ぼくは常々、見だけの日をつくろうと思っているのだけど、ホールに行ったら行ったで、やはり打ちたいという衝動が出てきてしまい、何かしらの理由を見つけて打ってしまうのが常である。


思い切って休む、という選択ができればいいのだけど、そもそも作家には安息日なんて存在しないと思っている節がぼくにはあり、しかし困ったことに、ぼくのしている文章を書くというアウトプットにおいて必要不可欠な「読書」というインプットが、最近全然できていないことに思い当たり、さて、どうしよう、と思う。

最近って、どれくらい? ええと、だいたい今年入ってから。そう。理由はたぶん、この「ブログ更新」にある。


これはギャンブラーだけの問題ではないと思うのだけど、限りある時間、生きとし生ける者に均等に割り当てられた一日という持ち時間をどう使うか、というのは、これはどう考えたってギャンブルである。


ということで、自分の行動を見直してみようと思う今日この頃。
 

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第九十二話「バジリスク絆三昧」

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ホールに入ると、バジリスク絆にBC6スルー、BC5スルー、BC4スルーという台が。

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第九十一話「なんちゃって日本文化論『めんどくさい』と『しょうがない』」

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「タンギー爺さんの肖像」フィンセント・ファン・ゴッホ

ぼくは常々、接客業が日本の一番のストロングポイントではないか、と思っている。

ただ、例外もある。パチンコ屋における景品交換所である。どうして交換所にいる従業員の接客は、パチンコ屋の中の接客と全然違うのだろうか(それはもちろんグレーゾーンだからだ)。


日本の接客はすげえだろ、と海外に住む友人が日本にやってくるたびに自慢している。

友人はふむふむと感心し、その後でクビをかしげ、でも、どうしてこんなに素晴らしい食文化のある日本に、アメリカ的ファストフードの店がこんなにあるのか? と英語で言う。


どうしてだろうと考えてみて、思い当たるのは、めんどくさい、という心象だろうか。ハンバーガーをクールとする高度経済成長期の残滓は落日の彼方に消え去った。

たぶん、もうめんどくさいからファストフードでいいか、というのが一点。

それと、それを常食することによって生まれる麻薬的効果。


考察が甘いのは、ぼくがそれを常食しないからだ。

たまに食べるとその濃ゆい味つけや、口内に入り込んだ油ギッシュ成分をコカコーラで洗い流すように飲むのも、うん、ありだな、と思う。でも、毎日は厳しい。


そもそもめんどくさいを翻訳することがぼくにはできない。

辞書で調べると、troublesomeとかcomplicatedと出るけれど、正確な意味とは違う気がする。どちらかといえば、トラブルサムはしんどい、というニュアンスがあり、カンプリケイティッドのほうは、複雑な迷路みたいなニュアンスがある。


日本語における面倒臭いというのは、読んで字の如く、匂い立つような微妙なニュアンスであり、だからこそ、これも日本独特の表現である「しょうがない」という言葉をつれてくるわけで、それらを英語で説明するのは酷く困難を伴うわけで、それこそtroublesomeでありcomplicatedであり、だからアメリカの影響であるとか適当なことを言っておく。これがグローバリズムであるとか。

長く続いたデフレにより、外食と家でつくる料理の値段がそう変わらない、という点も指摘しておく。これは先進国では極めて例外的なことである。


ただ、ファストフードであろうとなかろうと、サービスの質という部分ではジャパンクオリティだ。そこは徹底的に強調する。

アメリカの同じ店と比べてみるがいい、と。ひじをついて接客する日本の店はない。

我々の笑顔はプライドである。ポライトネスである、と。


もっともらしい言葉で日本のよさをアピールする。日本にファストフードが根付いたことの考察は放り出し、そんなことより日本の接客はすげえだろ、と。


わかりやすいことは伝わりやすい。

わかりにくいことは伝わりにくい。

自明の理である。


こういうのってほんとめんどくさい。でも、しょうがない、そういうものなのだ。

そもそも日本で生活していて起こる様々な現象は、「めんどくさい」と「しょうがない」で片付いてしまう気がする。

否定的表現が「めんどくさい」肯定的表現が「しょうがない」何と曖昧な、何とめんどくさい文化だろう!


というかたぶん、めんどくさい、というのがキーなのだ。めんどくさいだとか、わかりにくい部分に日本の本質が隠れていて、そこがまた、めんどくさいの素なのだ。


たとえば総中流階級社会であったがゆえの、客の容姿によって接客を変える必要のなさだとか。めんどくさいから笑ってごまかしとけ、みたいな守備的な姿勢とか。

長いものには巻かれる、個人よりも集団を生かす、また、名よりも姓を尊ぶ文化的性質(住所は日本→都道府県→市区町村→番地。我々のファーストネームは苗字である)。


どうしてこんな「なんちゃって日本文化論」みたいな文章を書いているのだっけ? 


ああ、パチンコ屋の従業員の接客と、景品交換所の従業員の接客が違う理由を考えていて、脱線したのだった。


建前上、交換所としてはあの特殊景品を欲しがっているはずなのだから、「ようこそ、当交換所にお越しくださいました」という風にはならないものか?


でも、色々めんどくさいし、土台グレーなのだから、しょうがないか(投げっぱなしの結論ですいません)。
 

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第九十話「バジリスク絆のかたきはバジリスク2で討つ」

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台の中身をわかったうえでスロットを打つというのは、どこか人体構造を知り尽くしたマッドなサディストのような暗い愉しみがある。

「ほら、ここか。ここがうぬの急所か。そうか。ここか。ここなのか。ふははははははははは」


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作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきって行きましょう! どこへ? パチンコ屋へ。
1日1回のポチを。
血がたぎります。

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