例年に比べて、梅雨がそれほどつらくない感じがする。雨がなにか？ という感じなのだ。傘に当たる雨粒の感触や、レインブーツがアスファルトを踏みしめる感覚。何もかもがどうでもいい。
はっきりわかっているのは、５／２５に、その穴にハマってしまったということ。その穴から抜け出したのは、６／８のこと。理由はよくわからないし、抜け出せた理由もわからないが、とにかくその日から、精神の具合がおかしくなってしまい、抜け出したかと思いきや、今、第二波の襲来を受けているところなのであります。
おそらく、何かにつけて影響を受けやすいぼくの精神は、新型コロナウイルスの真似事をしているのだろう。マネをするといっても、純然たるウイルスではないので、肉体の不調は口角炎くらいのもので、精神が自分のことをウイルスと思い込んで、不調をきたしているという感じ。まったくおかしな精神である。
本当のうつをなめるんじゃない、というお叱りを受けそうなので、一応、定義しておくと、ぼくにとっての精神の不調とは、自分のした(あるいはしたい）ギャンブルの結果を受け入れられない心の状態のことであります。たとえば、スロットで負けることが耐えられないというような。
ギャンブルとは、確率の少ない勝利をどう掴むか、というもので、確率が少ないわけだから、負けが前提であり、その負けに耐えられないというのは、ギャンブルをする心構えとして失格なわけで、おまけに、嫌なことはしない、楽しいことをしようというのが、人生の指針のはずだったのに、楽しいことが何かがわからない。
視界や、すべての感覚のうえに、うっすらとした霧が発生してしまったようで、何を見ても、不明瞭。そのくせ、嫌なニュースばかりが目に入り、そのいくつかは自分に対する非難なんじゃないかと勘繰ってしまう。
文章を書いてみても、自分の書くものがクソみたいに見える。それで、書いて、消して、書いて、消して、書いて、消して……
誰かの文章を読んでみても、何が面白いのかわからない。かつて熱狂した文章すらも、何がよかったものか、見当がつかない。
動画はそもそも見る気にならない。音を楽しむと書くmusicも、長時間聴いてられなくなってしまった。ＢＰＭの速い曲にノレない。こんなことになっても、自分の中のどこかで、これを記録しろ、という自分がいるのだから、鬼軍曹かよ。
物語とは、穴に落ちるところから始まるもので、その穴の中で死ぬか、そこからどう這い出すかが焦点となるわけで、であれば、書かないわけにはいかない、ですよねえ。
幸い、食欲がないわけではないし、巷間囁かれるところの死にたいという感覚もない。おそらく、精神の不調に加えて、食欲の減退と、さらに死にたい、と思うようになったら、末期症状だろうし、そこからはとても自分ひとりでは抜け出せなそうな気がするので、その時点を持って、文章化はあきらめて、医療機関に頼ろうと思う。
ともあれ、ここまで文章が書けるようになったのは、ずいぶんな前進だと思うし、もう一つ幸いなことに、６号機の負けは、雨が降ってるくらいの感覚で済む。
ということで、パチ屋へ
まどマギ３にて天井狙い、バジ絆２にてＢＣスルー＋ゲーム数天井狙いをして、赤七、ＢＴをゲットして、－９ｋ
こんな梅雨空のような脳ですが、楽しもうと思っております。だから友よ、どうか心配しないでください。
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kakukotokakeruk
oto
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