自分が何かを欲望するのは、他人がそれを欲望するからだ。

ルネ・ジラール
IMG_3839 - コピー

まずは嫌なnewsから。どう贔屓目(ヒイキメ)に見ても、この業界は衰退の一途をたどっている。X-DAYがいつになるかはわからないけれど、今のシステムは遠からず崩壊する。問題は、それがいつか? ということ。

たとえば、地震がいつ、どこで、起きるか、ということは、確率論でしか語りえない(そもそもこの地球上に安全な場所などないのだ)。しかしながら、スロッターは先刻承知の通り、現象が起こる確率(≠ボーナス確率)というのは、その情報を見聞きする人間の(数字理解度の)差によって印象が変わってしまう。そのため、陰謀論に染まりやすい。人間は悪玉をつくるのが大好きなのだ。

火のないところに噂は立たないというのも一面の真実かもしれないが、陰謀論のウィークポイントは、「だから何?」so what?

世界のすべての情報をCIAが握っている。だから何?

パチンコ産業は某国が極秘裏に牛耳っている。だから何?

徳川埋蔵金は本当はすでに見つかっている。だから何?

whatever,何だっていい。whoever,誰だっていい。悪者(標的)をつくっておくと、安心するんよね。誰かのせいなのだから、自分は悪くない。however,しかしながら、どれだけ安心したとしても、それは所詮、仮初(カリソメ)のもの。サバイバルな世界に安心など存在しない。人間が考えるべきは、他人のあら探しでも、敵探しでもなく、生き残ること。違いますかね?

現実問題、パチ屋から流れる資金を武器に変換し、日本に攻め入ってくる国があるとすれば、憂うよりも、その未来をどう切り抜けるか? を考えるべきだ。大切なのは、顔もわからない、名前もわからない敵じゃなくて、自分のこと。ぼくはそう思う。

前置きが長くなってしまいましたが、今日のテーマを。

「スロットしか打っていない自分は、何ができるのだろう?」

はい。ここで良いnewsを。何とですね、今、スロットをやめれば、なな何と、勝ち抜けできちゃう。これ、夢の言葉ですよね。

勝ち抜け。



たとえば1980年代の不動産バブルを勝ち抜けたプレイヤーがいったい何人いたか。少なくとも大多数の夢は泡と消えた。もちろん、スロットで勝ち抜けできたからといって、スロプロ? 人生の落伍者でしょ、という一般論には言い返せません。ま、一般論はどうでもいいやね。どうでもよくなかったらそもそもパチ屋で稼ごうとなんて思わないのだから。

よし。本題に入ろう。

スロットに関していうと、大多数のプレイヤーが打ち散らかしてくれるから、わずかな隙間が生まれ、そこをつくことでプラスにできる。ただこれは、ものすごい数のプレイヤーがいて、かつ、設定なり天井なりモードなりゾーンなり、打ち手に有利なタイミングが機械(スロット)にプログラムされているという、奇跡のような条件が重なっているので、他のギャンブルでは、まずここまでの隙はない。

じゃあ、何をするか? というか、何をしてはいけないのか?

「ニコニコ哲学」という本の中で、川上量生さんがこんなことを言っている。


――今、企業のコストがすごく下がっていて、始めやすくなったし、倒産もしにくくなった。企業の数が増えると、蛮勇をふるった人も含めて成功する人が多く生まれるんじゃないか、という意見もあるのですが。

川上
 そんなのまったく成立しないですね。世の中のどんなギャンブルよりも賭け金に対して戻ってくる率がわるいギャンブルって、宝くじなんですよ。起業しやすくなったというのは、宝くじが安くなって買いやすくなっただけのことです。そして、買う人が増えて、さらに率がわるくなってるっていう。

――競争相手が増えて。

川上 そう。期待値を計算したら、下がってるんですよ。起業というギャンブルに今まで参加できなかった人が、宝くじが買えるようになったからって、めっちゃわるい賭けに嬉々として飛び込んでるってだけですよ。

――昨今の、起業を推奨するムードとは真逆のご意見ですね(笑)

川上 企業で成功するためには、競争相手を減らすことが重要です。オープンなマーケットで、ライバルがたくさんいるようなところにいくのはほんとバカだと思います。起業がやりやすくなった時代こそ、起業なんかやっちゃダメに決まってます。

ニコニコ哲学 166ページ
「勝つために必要なのは勇気じゃなくて、計算です」より


継続的にギャンブルで勝つための唯一の選択肢はギャンブルをしないことであり、そのためには確固たる優位性がなければいけない。

数日前にスロブログの未来という記事を書いておきながら言うのもなんだけど、今スロブログで勝負するというのは、泥舟でどこまで行けるかを競うチキンレースのようなもの。

じゃあ優位性というのはどこに転がっているか? というところで、今日はお開き。また次回。
にほんブログ村 スロットブログへ      

スロプロ卒業後のセカンドライフ

コメントお待ちしております。


記事作成時間

下書き1時間+清書1時間+(推敲20分×4日)=3時間ちょい ちょっと減ったw