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どうしても宝くじで夢を買いたいなら、海外移住するといい 

「当たりやすい宝くじ売り場、教えます。」というタイトルでヤフーニュースが上に貼った記事を転載していた。

要は控除率が日本みたいにバカ高いところで買うよりもドバイで買ったほうがまだ夢がある(約1/5000で億万長者)ということなのだけど、詳しくはリンクを見ていただくとして、ぼくが気になったのは以下の文である。


宝くじを、夢を買う「消費」であり、同時に、国庫への「寄付」だと考えられる人にとっては、生活に支障がない範囲であれば、宝くじも十分に合理的な選択になりえるのだと思います。

残念なことに、これを思える人ってまず宝くじを買わないよね。もしかしたらどれだけ情報が平等に行き渡ったとしても、夢という名の税金はなくならないのかもしれない。

「未来の予想」は誰にもできない。それを完璧に予知できる人間はこの世に存在しない。そう思う。それは原則的に不可能なのだ。けれど予想それ自体は誰でもできる。というかできてしまう。これが「罠」。よしんば予想が当たったとして、それが「運」か「実力」か、はかるものさしがないからである。

永井均という哲学者がこういうことを言っている。

弱い相撲取りが勝負に勝つ方法は二つあった。ひとつは、勝敗を決する基準は固定したままで、その基準に合わせて自分をあるいは相手を変えることであり、もうひとつは、自分と相手は固定したままで、勝敗を決する基準の方を自分に都合よく変えることによって「ほんとうの勝者」になることであった。

「これがニーチェだ」より

ひとつは、「努力(自らの働きかけ)」で自分の実力を上げる、または「努力(自らの働きかけ)」で相手の実力を下げる。
もうひとつは、世界の支配者になる(自分にとって都合のよいルールをつくってしまう)。

ギャンブルで勝つ方法は? そういう質問を(正直な)ギャンブラーにした場合、「ない」と答えるか、あるいはこう答えるだろう。

「『優位性』もしくは『運』である」と。

ぼくも以前はそう思っていた。が、これもおそらくは誤解なのだ。永井の文章の冒頭に戻ろう。
弱い相撲取りが勝負に勝つ方法
相撲取りはメタファーに過ぎない。ポイントは弱い。そう、我々は弱い。弱い人間が勝負に勝つためには「努力」でルール内の優位性を高めるか(敵の優位性を低下させるか)、または神になるしかないのである。

ようこそ。弱肉強食のリアルワールドへ。自分のことをライオンだと思い込んでいる人間は鴨と呼ばれてしまう。まずは弱さを認め、ルールを把握する。その上で、優位性を高めるか、敵の優位性を消すか、または神の道を進むか(そのことを解釈と呼ぶ)を選択する。選ばされるのではなく、選ぶ。選択の自由を持つ。ギャンブラーは何よりもギャンブルを嫌うのである。
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