※当記事は寿の活動を応援してるぜ、という方以外には、不快な表現の可能性あり。あしからずご了承ください。
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2015年を後から振り返ったとき、ぼくはたぶんこう思う。
「ターニングポイントだ」と。
なぜ?
どうして?
スロ小説家(正式名称)誕生の年だからである。拍手。

この1年で長篇スロ小説を3作書いた。文章にすると一行だが、(1日に4~8時間×2ヶ月)×3作品=計算したくない。

ということで、文章生活をはじめて以来、初めて文学賞に応募しない年になった。ぼくの商業誌デビューは少なくとも1年は遅れた。けどそんな瑣末なことはどうでもいい。ぼくはすごいことを発見したのだ。

何か? ぼくの書く小説は酒だったのだ(真顔)。

たとえば、夏にアップした連作短篇小説、
街の性感帯
は、12~15%くらい。ワインか日本酒という感じ。特に表題作「街の性感帯」は、「師匠の物語」の前日譚的な作品であり、ほとんど太郎くんが主役なので、思いのほか飲みやすいはず。

去年の秋にアップした「本邦初公開!」と銘打った純文学すろっと小説こと、
仮説と確率のラボラトリー
は、今にしてみると、純文学とかぬかしていた割には16~22%程度、せいぜいが酒精強化ワイン(シェリー、ポートなど)という感じ。

たとえば、9月にアップした、
山下Edwardの回顧録
は、40%くらい。蒸溜酒という感じ。この小説にはぶっちゃけ、ほとんど(というか、まったくと言っていいくらい)アクセスが集まらなかった。確かにキャッチーな内容でもキャッチーなタイトルでもない。それはそうだ。ただ、不味いというよりは強いだけなので(タブン)、飲み下せる方は是非。

では、最新作、
AAA
はどうだろう?

6%くらい。ビールくらい。チューハイでもいい。ハイボールでもいい。この作品を書きながら気づいたのだ。それは純度の問題だったのだ、と。

同時に反省点が浮上。

スロ小説長篇第二弾
パチ屋のなくなった世界で

は、第一作、

トン、トン、トン
が10%くらいだったにもかかわらず、一気に25%くらいまで上げてしまった(九州、沖縄以外で流通する泡盛、麦焼酎、芋焼酎くらい)。

これは今初めて気づいた失策である。

ということで、ぼくはここに宣言します。スロ小説とは、6~15%くらいの酒である、と。それは無味無臭の液体ではないし、清涼飲料水でもないし、何より社会的に好ましい飲み物ではない。ただ、作者としてはゴクゴク飲んで一息つけるものを目指したいと思う。お酒が飲める人も、飲めない人も、呑めるお酒として。
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見ず知らずの誰かに気を使うのはもうやめます。応援してくれる人はよろしく。してくれない人は来世でよろしく。

ブログ3年目は頻度よりも攻めることに力点を置きませう。

書くこと、賭けること 寿