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できれば目的地までの最短距離を進みたい。そう思うのは人のサガ。
どこかに抜け道はないか? 裏道はないか? そう考えるのは、人の業。

が、最短距離とは何だろう? 瞬間移動のことだろうか? 結果論でいいのだろうか? 違うね。


ところで、近頃の仮面ライダーはこんなことを言うらしい。
なぜ悪い子に育ってはいけないか?」仮面ライダーのひとり(悪役風)が言う。「うそつき、卑怯者、そういう悪い子どもこそ、本当に悪い大人の格好の餌食になるからさ

俄に脚光を浴びる去年の名言「なぜ悪い子に育っちゃいけないか」

期待値世代(そんな世代があるとして)にはわかりやすい善悪の定義だな、と思う。

内田樹は言う。

これは他の面でもそうなんですけれども、今の日本人はもう数値化されたものでしかものごとの価値を判断できなくなっている。ものごとの質を問うということができなくなっている。これこそ現代日本の社会全体を覆い尽くしている知的頽廃の際立った兆候だと思います」と。

期待値を追うべきだ。ぼくはそう思う。でも、目先の期待値に囚われて、一番大切なものを逃してはならない。一番大切なものは、あるがままの自分の望むもの。つまり、理想である。その位置に「金」が入ることは考えづらい。原則的に金は「道具」に過ぎないのだ。スティーブ・ジョブズもマーク・ザッカーバーグも「金」のために会社を立ち上げたわけじゃない。

スティーブ・ジョブズはこう考える。

美しい女性を口説こうと思ったとき、ライバルの男が薔薇の花を10本贈ったら、君は15本贈るかい? そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようが関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ

マーク・ザッカーバーグはこう。

普通の会社とは違い、僕たちは金儲けのためにサービスをつくっているのではなく、いいサービスをつくるためにお金を稼いでいる


生地が、ずるい、ってことは、器が小さいということだ

阿佐田哲也としても知られる作家、色川武大は言う。 大切なのは、人間としての素地が邪ではないこと。新米は自分を出さずにじっと眺めること。まず要領だ、などと考えたらだめ。スケールが縮こまる。後はひたすら正攻法で攻めること。

スタジオジブリ鈴木敏夫の言葉。

常にチャレンジはしない。冒険はしない。確実なことだけをやる。全て正攻法でやる。奇はてらわない。困ったときにやるんですよ。奇をてらうって。困ったときにチャレンジするんですよ

人間、抜け道、裏道、などと考えているうちは何者にもなれない。誰もやっていないこと、誰も見ていないもの、ニッチに救いを求めても、結局自分自身の檻、エゴからは逃れられない。答えはたぶん、誰もが見えているものの中にある。

明日の糧に
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今日の一点「麦わら帽子の子ども」メアリー・カサット