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ロラン・バルトによれば、無知とは知識の欠如ではなく、知識に飽和されているせいで未知のものを受け容れることができなくなった状態を言う。

内田樹

飽和状態と叫ばれて久しいパチスロのエナ戦線。が、それでも移動を含めて5時間くらいあれば、1万円程度の期待値を稼ぐことはそれほど難しいことではない。1500円程度の台を7台でもいいし、2000円程度の台を5台でもいい。もちろん3000円程度の台を3~4台でもいいし、ゴッド凱旋の1200であれば1台でいい。その程度の獲得期待値であれば、閉店チェックをせずとも店回りだけでクリアできるだろう。それを1年続ければ、週休2日としても、261万程度の獲得期待値になる。おめでとう。無職にしてワーキングプア超えである。実収支の下ブレ、あるいは宵越し狙いの不発を加味しても、100~200万くらいは確保できるのでは(適当)? が、このクソ暑い日本の夏は、店回りの期待値追いは向いてない。といってジグマスタイルの期待値追いはヘタレのぼくには向いてない。

ということで、寿は夏休みモードに入ります。しかし芸術家を称した時点で休みなんてない。じゃあ何をするかってえと、勉強しようかな、と。テーマはずばり、パチ屋ではなく、「家の中で期待値を追う」(ドドン)。
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これは15年前、母が買ったきり誰にも(1ページも!)読まれず家の片隅に放置されていたもので、120冊ある(本当は121冊なのだけど、どうしても68巻だけが見つからない。足りないものは運命だと思ってあきらめることにする)。

体重計に載せてみると、17キロと少し。薄い本ではあるが、これだけ集まれば、やはり重いw

ともあれ「世界の文学」と銘打たれたこの百科事典的雑誌は、英国、シェイクスピアからはじまり、スペイン、ドイツ、フランス、ロシアを経由して、日本に移り、古事記、日本書紀から万葉集、古今和歌集、源氏物語、枕草子、土佐日記、平家物語などを経て、新大陸アメリカへ。ラテンアメリカへ。ヨーロッパへ帰還。ギリシャ神話、イソップ寓話、オイディプス王、ノヴェル(新しきもの)の原型から年代を上り、戦争の惨禍、東ヨーロッパへ。日本に戻り、徒然草から司馬遼太郎まで時代を翔けあがる。次なる舞台は東アジア。東アジアから東南アジアへ。インドへ。中東へ。そして最後にアフリカへ。

この雑誌のお値段は、1冊560円。ということは、560×120で6万7千200円。たった7万弱で、世界を一周できるのですよ! おまけに時間旅行までついてくる! 何と安い買い物だ! 奥さん! と言われて母は買ったのだろうかw

7万弱。けっこうな値段だ。基本的に、すべての商品にはその値段以上の価値がある(はずである)。ということで、ぼくはパチ屋で追う期待値の代わりに、この6万7千200円を追おうと思う。

作家にとって、よって立つ足場はふたつある。

1つは、「独自性」

もう1つは、「相対性」

ふたつの足場に足を置いて、すっくと立つ。それが作家である。

スロ小説家という独自性。次は「相対性」を求める番だ。ぼくはこの「大きな流れ」のどのあたりに位置しているのか。すべきなのか。そんなものをこの1ヶ月で探りたいと思う(たった17キログラムの本で?)。

だまらっしゃい。期待値があるかないか、また、面白いか面白くないかはわからないけれど、とにかくやってみよう。スロットしたくなったらパチ屋に向かうスタンスで。

ぼくの夏休み、スタート。
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