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4号機時代、エレクトロコインジャパンのつくる台が好きだった。何だろう。絵柄とコンセプトと操作性、リーチ目のバランス、というか。今のエレコとは別もんだけど、ちょっとだけ縁を感じたりする。

バジ絆(エレコ)。

うん、自己都合だね。今のエレコの台で他に思いつくのはゴッドゼウスくらいだもの。

新基準のスロットが出てくるといつも思うのが、これ、キツクね? というもの。人間(というかぼく)の感覚は保守的なのですね。初めてエヴァを打ったときの感想は、5号機の初号機(5号機第一弾だったのだ)を打てる喜びよりも、新世紀エヴァンゲリオンという人生史上最も心酔したアニメーションがパチスロになった喜びよりも、「何だこのタルいゲーム性は?」というものだった。

コイン単価が変わればギャンブル性は減じる。 それはあたりまえのことなのだけど、刺激に慣れてしまった人間の目にはタルく感じる。ガル憎さんが出目がいい、と言っていたが、それでもゲッターとかサクセに比べちゃうとなあ、と思った。

そのとき、チャンスじゃね、と言っていたやつがいた。実際、彼にとって、5号機の出現はチャンスだったのだろう。 大多数が脱落していく状況は、チャンスでもあるのだ。

ただ、ねえ。ぬるま湯から冷水に移動するのって難しいんだよね。だって今、ホールには素晴らしい台があるのだ。無論、バジ絆のことだ。バジ絆。その効果音、絵柄、物語性、通常時のゲーム性、ATへの架け橋、BCのゲーム性、AT、すなわちBT(バジリスクタイム)のゲーム性、出玉スピード。ほとんど毎日打ってるのに飽きる気配がないってこれ何なんだろう。もう一年半だよ。

でも、そんなバジ絆も、そのうちホールから姿を消す。かつてのみなし機たちのように、ゲーセンか自宅か闇スロでしか触れられなくなる。それはもう、決定された未来である。

でも、いきなりなくなってしまうよりはいい。ぼくたちも、死ぬことがわかっているうえで生きてるんだから。打ち込んだ台がいつかなくなってしまう、という未練打ちの日々を楽しみたい。

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パチ屋のなくなった世界で