今、居場所があるならば、絶対しがみついた方がいいですよ。


たとえばぼくのような人間が一般的な会社に入るのは、ほとんど不可能。
「この10年何をしていたんですか?」
「文章を書いてました(ドン)」と言って雇ってくれるところなんて、まあ、ない。

一般職→(スロ)専業

(スロ)専業→一般職

一見同じように見える矢印「→」だが、片方から片方は簡単に行けるけど、片方から片方へはなかなか進めない。猫じゃらしとか、サメの肌みたいな感じ。

かじるスネをお持ちの方は知りません。御宅の問題です。でも、むしゃくしゃしたり、何となくだったり、ここではないどこかに行きたいみたいな感覚で専業になろうとしている方は、どうか、思いとどまってください。

どうしてもスロットで生きていきてえんだ、とお思いの方は、とっくりと思案してください。1年後、2年後、3年後も同じことができるだろうか? と。

AT機時代(今のことを未来ではそう呼ぶのです)は楽でよかったな、と思う確率は高そうです。

はい。ここまでが一般論。

もちろん、仕事をやめることが最善策、ということもあります。

というのも、無職になった瞬間って、めちゃくちゃキモチーんすよね。普段飲めなかった時間に酒が飲める。なかなか会えなかった知人、友人と毎日のように会える。空白を埋めるように遊び歩く。が、レアキャラでいられる時間は短い。いつか必ずモテ期は終わる。そして1ヶ月が経過したコロにこう思う。

オレ、ナニシテンダ? と。

減り続ける貯金と、残りの人生、可能性。

ぼくがしたのは、逆方向に突っ走ることだった。今思えば、自殺衝動みたいなものだった。決まりかけていた仕事を蹴る。携帯電話に入っていたほとんどのアドレスを消去する。旅に出る。お金を使い切ってしまったぼくに残っていたのは、家族と文学だけでした。

結局、仕事を続けようが、やめようが、スロットをしようが、しまいが、人生のすべての責任は自分で背負うしかないんですよね。

誰も味方がいなくても、できることだけをする。ヒキの有無に関わらず、勝てることだけをする。調子に乗らず、卑屈にならず、ただ現実を見つめる。

好きなことで生きている人(ぼく)へ。

あなたが好き勝手生きている陰で、何人もの人間が不幸の淵に堕ちていく、ということを忘れないでください。

……はい。

ギャンブルで勝つとは、他者の血肉を喰らうことなのだから。そのお金は他者の屍なのだから。

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