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初めて沖縄に行ったのは、高校の修学旅行で、そして初めて沖スロを打ったのは、夜の自由時間だった。もちろん機種は、トリプルクラウン。
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結果は-5k 日和やめであるw

夜遊びしたいのは高校生のサガ、パチ屋を出た後も街をふらついていると、十代の終わりくらいのヤンキー風のお兄さんがやってきて、ぼくの姿を認めるや否や、「内地の人?」と言った。わけがわからなかったぼくは、首を振って「違う」と言った。内地=地元、という風に勘違いしたのだった。お兄さんは怪訝な顔をして、ああそう、と言ってどこかに消えた。何だコイツ? という感じだったのだろう。

ぼくの通っていた学校は、何を格好つけているのか知らないが、その旅行を旅行ではなく(校外)学習、という風に定義していた。が、ぼくは高校に入学した瞬間から勉強することをやめていた。ぼくは遊ぶために高校に入ったのだ。勉強なんて絶対しないのだ。そんな信仰にも似た断固たる決意があったので、ぼくは「学習はできない」と言い、班から離れ、ふらつくことにした。当時のぼくは若さ全開だったので、メインストリートは歩きたくなかった(苦笑)、というわけで、国際通りの裏路地を歩いていると(野良猫がいた記憶がある)、駄菓子屋のような構えの4畳半ほどの店があって、沖縄そば、と書いてあった。店には老婆がひとり立っていた。250円、と書いてある。ぼくはそこに入り、一杯ください、と言った。どんな料理かも知らなかった。ハイ。おばあはこくりとうなずいた。

何これうまっ、というのが、第一印象。何これうまっ。うま。うま。と思っているうちに全部食べてしまった。

灰皿ありますか? と聞いたところ、高校生は吸ったらダメ、と言われ、ハイ、とうなずき、250円を払って店を出た。当時の高校生は、ファミレスやファーストフード店でも平気で灰皿を借りようとする習慣があった。冗談キツイよね。そういえば、高校生の定番の沖縄土産といえば、「うるま、ヴァイオレット、ハイトーン」という、沖縄タバコ三種盛りでした。禁煙して10年以上経つ身からすると、そんなお土産もらってもなあ、と思う。

その日の夜、友人と連れ立って居酒屋に入った。隣の席に座っていたお姉さんに話しかけてみると、地元のOLさんだった。友人は、「こっちでも『もののけ姫』とかやってんの?」とえらそうな口調で馬鹿みたいなことを抜かしおった。お姉さんはあからさまに不機嫌な顔になり、話はそこで終わってしまった。ぼくはこういうデリカシーのないことを言うやつが今も昔も苦手である。ちぇ。

それから一年半が経った。ぼくは再び沖縄に向かう飛行機に乗っていた。

続く


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