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スロッターはどんな服装をするべきなのか? 今日はそんな記事を。

ぼくはだらしない人間で、よくものを失くす。が、紙幣を失くしてしまったら、スロットを打つことができない。というわけで、お金の管理ってやつが、スロッターにとっての最重要課題かな、と思う。

ということで、重要度順に、パチ屋に持って行くものを並べてみよう。

1、お金

2、キャッシュカード

3、余りコインを入れておくためのパチ屋の会員カード

4、耳栓

5、スマホ

6、家の鍵

7、リップクリーム

8、カチカチくん

ぼくの場合は以上である。が、これらを左右のポケットだけに収納するのは厳しい。で、まとめられるものはまとめてしまう。

1、紙幣

2、カードケース

3、耳栓

4、スマホ

5、カチカチくん

6、家の鍵

7、リップクリーム

そう、ぼくは財布を持たない。お財布様のおかげでお金がお貯まり遊ばされる的な主張をなさる方がおられるが(必殺敬語地獄)、shut the f××k up! I don't care! 失くす可能性を思えば持たないほうがマシである。ということで、片方のポケットには、紙幣と鍵とリップクリームだけ。もう片方のポケットにはスマホだけ。取り出す頻度の高い比較的大きなもの(つまりスマホ)を入れたポケットにふたつ以上のものを収めると落とす可能性が飛躍的に高まるというのは、万札を落とした人間の経験則である。

待てよ、カードケース、耳栓、カチカチくんはどこに入れるのだ? と思ったあなた。指摘ありがとう。ぼくは管理という観点から、バッグを持たないことにしている。となると、ポケットが前のふたつでは足らないのである。そこでぼくは、カーゴパンツというズボンを正規採用している。
  1. カーゴパンツ(cargo pants)とは貨物船で荷役作業などに従事する人たちの間で使われるようになった、作業用のズボンである。 生地の厚い丈夫な綿布で作られ腰をかがめた時にも物の出し入れがしやすい、膝上の左右に大きなポケットが付けられているのが特徴である。 6つポケットがあるため6ポケットパンツとも言う。
ウェブリオ辞書より


(イメージ画像)

このズボンの左側面のポケットにカードケースを入れ、右側面のポケットにカチカチくんと耳栓を入れている。この感覚さえ覚えれば、意識を集中せずとも何が足りない、というのがすぐにわかる。管理の一は服装からはじまるのである。

次に上着。これは別に何でもいいのだが、ブロガーである以上、避けては通れないのが、シャメの映り込み問題であるw もちろん画像を加工すればいいのだけど、めんどくさい。というわけで、なるべく柄の入ったものは避ける。派手な色も避ける。そうすれば、それが服なのか何なのかがわかりにくい。よ! ブロガーの鑑! ありがとう。

ぼくはこの生活をはじめてからというもの、カーゴパンツを月に1本ペースで買っていた。おかげで今や、タンスの中がカーゴパンツだらけである。当然、似たようなデザインばかりだから、店の人には毎日同じモノを着ていると思われているだろうw でも、いいのだ。これは寿がスロットを打つために採用した制服なのだ。

すべての制服は、その職業のあるべき理想の雛形である。そして人間は、服装である程度の判断をしてしまうものである。

役者時代、とあるテレビドラマでパーティの出席者(自前の衣装)を演じた帰り道、劇団の後輩ふたりとサイゼリアでご飯を食べていたところ、隣にホスト風の二人組がやってきて、そのうちのひとりが「おい、同業だぞ」と言った。もうひとりもうなずき、「まちがいねえ」と言った。……ぼくはタバコの煙をぷはあ、と吐きつつ、心の中で「ちゃうちゃう」と首を振った。彼らはぼくの結婚式の二次会的な服装と、そして女性ふたりを連れているサマを見て、「同業だぞ」と言ったのだった。

また、とある映画で警察官を演じたことがあった。 撮影は新宿歌舞伎町界隈で行われた。某公園で服を着替え、警官姿で街中を移動した。そのときすれちがった人々の顔が忘れられない。彼ら彼女らの顔に浮かんでいたのは「怯え」であり、「怯み」であった。

人は身なりでその人間を判断する。が、カーゴパンツだけでスロッターとは断定できないだろう。人ごみにまぎれる。同化する。そう、カーゴパンツ+無地のトップス、というのは、ぼくにとって戦闘服なのである(苦笑)。


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