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スロット家業ってのは、何よりも環境ありきのところがありやして、するってえと、去年の今と、今の今じゃ、やってることがまったく違えって、そんなありさまで、ええ、去年の今頃は、バカの一つ覚えみてえに、「ウルトラマンウォーズ」のエース、ジャック台を追いかけていましたっけ。


……この喋り方やめよう。うん。
何の因果か、今年に入ってからというもの、オイシイ思いをあんまりしていないので、ここいらで一発、今年のぼくを慰めるために、これはオイシかったぜ! という、夢幻のごとく素敵な稼働を思い出してみようと思います。

あれは去年の冬の終わり頃。当時、ぼくはまちゃさんの影響で、バイオ5の半リセホールで朝一を過ごすことが多かった。
バイオのシマをカニ歩き、カニ歩き、カニ歩いて、狙っていた台を泡まみれ(100ゲーム)にしてしまい、さて、どうしたもんだろう、と考えるまでもなく、 その日は(去年までの)マイホのイベ日だったので、移動しました。その時点での負債は18kほど。
ちなみに、当時の稼働内容はというと、バイオリセ3割、(店を変えて)バイオ、バジ2などの宵越し狙いが5割、当日ゲーム数or天井狙い1割、イベ狙い1割くらいの割合でした。

(去年までの)マイホのイベントは、どこかに全六シマがある(ぽい)という、まあよくあるイベント。
ただ、全六イベントで、個人が数の論理に勝つのは無理難題であり、エスパーでもなければ、店とツナガリがあるわけでもないので、朝一から狙うってことはまずなく、「あわよくば狙い」をしに、昼出勤することが多かった。もちろん、そんな戦略で設定6が取れるなんてことは、せいぜい一年に2~3回くらいのものだったけど、それでも、自分で回すリスクはないわけだし、取れなくても台数の多い店なので、ゲーム数狙いも兼ねられるということで、重宝していたのでした。
で、ホールを回っていると、攻殻機動隊の553って台がたった今空いたところで、ぼくは思わず着席しました。
よし。打とうか、と思って手が止まる。

ん? と思う。

ん、ん? と思う。

ん、ん、ん? と思う。

よくよく見てみると、このシマ、この台以外の初当たりがすこぶる良い。11時半の時点で5回とか6回とかついているのである。
全六シマここかも、という予測を立てつつ、他の台の挙動も見たいので、ゆっくり目に打っていく。
しかし、立ち上がりの悪い台である。朝一で450ゲーム。で、たった今、600のゾーンを超えたところ。うーん。店を一周。他にめぼしい機種はなし。

ただ、この機種、設定狙いが難しい。モード移行と、スイカでの直当たりにしか差がない(AT中の赤七揃いとATのセット数にも差があるけど確率を考えると現実的ではない)。
とかなんとか思っていると、ん? スイカで当たった。

これはスロマガサイトによると、設定一の1%、設定六の7%(ショートハック時は二倍)。

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これまた設定差のある赤七揃いも引けことだし、またまた店内を一周し、「圧倒的じゃないか、我が軍は」状態だし、で、追おうと思いました。

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立ち上がりこそ悪かったものの、昼過ぎにはじまった連チャンで2000枚を超えると、そこからは一度として250ゲームを超えない。しかもスイカ直当たりがもう一回。さらにAT3セットってのまで引いて(1と6で設定差8倍)、こぜ六、と心の中で思いました。

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シャメの撮り方がうまくないですねえ。すいません。

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で、20時半からはじまった連チャンが閉店5分前まで続き、結局シマで一番の出玉、8500枚オーバーの大勝になりました。
スロットを長いこと打ってると、こんなこともあるんですねえ(遠い目)

今年打った設定六と言えば、……ああ、バジ絆か。バジ絆の話はいいや。

……ただ、自分で書いておいてなんですが、スロットであったウマイ話って、基本的にお金を拾ったみたいな話しかないので、まったく参考にならないどころか、害を及ぼすことのほうが多いと思います。

というのも、中国の戦国時代に、韓非さんという偉い人がいて、彼が著した「韓非子」という書の中に、こんな説話があるんです。

タイトルは、「守株待兔」

(シュシュタイト、クヒゼヲマモリテウサギヲマツ、と読みますが)株を守って兎を待った人の話ですね。ちょっと現代語風に語ってみましょう。

昔、宋の国に農民がいました。
彼の畑の隅には切り株があり、ある日、走ってきたウサギがそこにぶつかって、首の骨を折って死んでしまったのです。
思わぬごちそうに味をしめた農民は、翌日、鍬を捨ててしまいます。つまり、農民であることをやめてしまうのです。そして彼は、再びウサギが切り株に激突するのを、ただただ待っていました。
けれど、ウサギが自発的に切り株にぶつかるなんていう超展開は、二度と起きませんでした。彼の畑には作物は実らず、国の笑いものになったそうです。
 

これ、現代に置き換えても十分通用する話ですね。人間というのは、何年経っても変わらない生き物なのでしょう。特にギャンブラーは、もって他山の石としたいところです。

でも、記憶の中の稼働を書くのも面白いですね。ウサギ、来ないかな。

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