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何がつらいといって、ぼくは「無視」されるのが一番つらい。

でも、「無視」をしてしまったこともある。


あの頃(どの頃?)精神と時の部屋にいた頃は、ほとんどの連絡を返せなかった。だって返したところでどうなるのだ?

「今なにしてんの?」と聞かれる。
小説を書いているとは言えないから、へらへら笑いながら「自宅を警備してるでござる」とでも言う。
「マジ? うける」と言われる。「飲みいこうよ」と言われたとする。
「オレ、金持ってないけどいいかい?」とは言いづらい。

そんなシミュレーションをするだけで嫌になり、連絡を返せない。泣きたい。正直なところ、淋しい。海の底にいて、早く誰かに引き上げてもらいたいと思っている。でも、ダメなのだ。ぼくにはすることがある。他の誰でもない、世界中でぼくにしかできない使命(という錯覚)である。

母は何も言わない。父も何も言わない。
時々、ぼくが好むであろう、小説を買ってきてくれる。彼らがそれまでの人生で買ったことがないであろう文芸誌を買ってきてくれたりもする。

「ありがとう」と言う。
「ああ」と言われる。

頑張れ、と言われたことは一度もないが、そういう気持ちは何となく伝わる。でも、言葉にはできない。言葉には、できない。
 

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週刊我評第三十五週 「何がつらいですか?」

やはり人間関係というもの、一度絶ってしまったが最後、連絡が来ることはほぼない。というわけで、ぼくの淋しさは、いまだ続いている。
でもしょうがないのだ。ぼくがしてしまったことなのだから。自分がされて一番嫌なことを、知人友人にしてしまったのだのだから。

みなさん元気ですか? ぼくは元気です。いつか笑顔で会える日を願っています。祈っています。

精神と時の部屋での生活1
精神と時の部屋での生活2
精神と時の部屋での生活3
精神と時の部屋での生活4

さて、湿っぽいのはこれくらいにして、明日から「精神と時の部屋」を抜け出すきっかけになった小説を載せようと思います。今までの記事と違い、肉声をさらすようで、さすがに緊張する……

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