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ブログをはじめて以来、スロット収支がぐんと下がった。
どれくらい下がったかというと、去年と比べて、時給が千円くらい下がった(もう五ヶ月以上経つというのに、だ)。これがバイトだとしたら、ものすごい懲罰であるが、ぼく自身の選択の結果なので、後悔はない。


それはそれとして、なぜ収支が下がったのかをちょっとマジメに考えてみたい。

当初はヒキがふるいませんなあ、と思っていた。感覚としてヒキつえーという日が極めて少ない。実際、下ブレが延々続くこともなきにしもあらずだが、それとこれとは別問題、ブログをはじめたこととは一切関係ない。

ブログネタのために設定を狙って玉砕したことはあったけれど、その分、ツモった日もあり(そのときの稼働は諸事情あってネタにできなかった)、差し引きで言えばプラスなので、これもブログをはじめたこととは関係がない。

ということは、やはり期待値が取りにくい機種が増えた、ということなのか?

まあ、それはあるだろう。

バジリスク絆という、期待値の取りにくい(取りにくかった)機種を設置当初から打ちすぎたというのもある。

が、最も単純な要因としては、ブログをはじめてから稼働時間が減ったということだ。

ぼくはこの五ヶ月、平均すると、一日に四時間ほど、この「書くこと、賭けること」の文章を書いたり書き直したりしている。はじめた頃は楽しすぎて十八時間ぶっ続けで書いたこともあった。
その事実を冷静に記してみると、アホだな、と思う。

「持続可能かどうか。それは、ギャンブルから学んだ大切なことである」とかなんとか自分で書いておいておきながら(第三十九話「ブロガーが書くべき文章とは」より)、この異常なペース、異常な情熱は、身の破滅に向かって突き進んでいるような気がしないでもない(笑)。

冷静に考えると、このブログは、そこそこの分量の文章を毎日更新するという、ただ一点しかウリがない。しかしスロットで勝てなくなったら、このブログは閉鎖しなければならないだろう。といって、架空の稼働を書き連ねるのは、ぼくのチキンハートが耐えられない。

今年に入っての平均稼働時間は(冬の体調不良と旅行のせいもあって)月に六十時間程度だが、もう少し上で安定するためにはやはり八十時間は欲しい。となると、移動時間を入れて百六十時間ほどは確保する必要があるだろう。
するってえと(電卓パチパチ)、一日に四時間半。ブログ記事にかかる時間と合わせて八時間半。
当然、小説を書く時間が逼迫される。読書にあてる時間もままならない。精神のための体のメンテナンス、「運動」も必要だ。風呂も、睡眠も、食事も必要だ。

「あー、もう、どうすればいいんだ! バイトリーダー!」

「ドラえもーん!」

「ボスケテ」

と言っても誰も助けてくれないのは明白なので、自分で何とかするしかない。

つくづく、時間をどう使うのかというのはギャンブルなのだな、と感じますね。

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