ふんわり漂う花の香りと柔らかな風、心地良い陽射しと大量の桜の花びらを運んでいく川の穏やかな流れ。冬が終わったのだと思った。

足を止め、川の流れを見ていた。まるで荘厳な葬儀のように、何千何万の花びらが海に向かって進んでいく。

川の流れは均一ではない。やはり中央が一番速く、両脇は幾分ゆったりと進む。

風が吹くと、花びらは一瞬逆方向に向かおうとするが、すぐにまた川の流れに乗って進んでいく。


本当に冬が終わったのだな、ともう一度思った。そして向かう。どこへ? パチンコ屋へ。


バジリスク2宵越し836ゲーム。1100ゲームほどで強チェリー解除、単発終了後、2ゲーム回すとお屋敷へ。連チャン後、2ゲーム回してやめ。


ガンダム304ゲーム。cz抜け後2ゲーム回しやめ。


銭形14ゲーム(台移動自由の店で、ガンダムで余ったコインを消化したいという理由が強い)。26やめ。


ラグランジェ前回天国風97ゲーム。116やめ。


バジ絆 BC奇数回数後BT連続台 103ゲーム。BC朧(見事)台枠白、巻物引くも、三日月やめ。


この時点で5kくらいのプラス。


ハーデスの870に遭遇。


このミリオンゴッドの後継機、なかなかの強敵で、今までまともな勝ちは一度もない。それもそのはずプレミア系は何も引けていない。出たら楽しいのだろうな、と思いつつ、いつもすずめの涙のコインを抱えて立ちあがるのが常だった。

まあいい。この手の台を打つときに、期待に胸をときめかせてもしょうがない。
 

坦々と打つ。

坦々と打つ。

坦々と打つ。


それまでうんともすんとも言わなかったのに、1236ゲームからはじまったヘルゾーンが終わり、ヘルゾーンを引き戻し、終わった後もまだ、鎖がじゃらじゃら言っている。高確に入ったのだろう。さすがにこの状態でペナで引き伸ばすことはできない。


ぼくはこの手の台を打っているとき、気分はイチローを気取っている。

イチローはバッターボックスに立っていて、自分の打った打球が微妙なところに飛んだとき、「抜けろ!」ではなく、「取ってしまえ!」と思うらしい。かっこいい。

ぼくはパチンコ屋の中のイチロー。ここで当たったら嫌だな、なんて思わない。「いっそのこと、当たってしまえ」と思いながら、打っていく。天井の1ゲーム手前で当たってしまえ。ブログに書くネタになるわ、と(実際には手がふるふる震えながら)。


ヘルゾーン一回目。スルー。

ヘルゾーン二回目。スルー。

ヘルゾーン三回目(黄色背景)。スルー。

ヘルゾーン四回目。右上がり黄七。スルー。

ヘルゾーン五回目。10ゲーム継続。スルー。

ヘルゾーン六回目。スルー。


迫り来る六回のヘルゾーンに耐えたオトコ、寿。頭上を見上げると1400付近。

どうやら高確状態は抜けたようで、その後は順調にはまり、はまり、天井到達。これまでのハーデスでの最高は400G、さて、今回はいかに。


1ゲーム目、ハーデス絵柄を狙え的な演出からハーデス絵柄揃う。+100G、次ゲーム、初の逆回転から、プッシュボタンを押すたびに逆回転、というのが八回続く。結果、

IMG_3392

完全に出来杉くんである。
末は博士か大臣か。夢は広がる一方である。

が、伸びず。のび太のほうだったか(意味不明)。


ま、そんなもんだよね。


外に出ると、風がひどく冷たかった。春はどこに行った? と思う。ポケットに手を突っ込んで、空を見上げると、星が煌々とまたたいていた。夏はまだ遠い。



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