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先週アップした記事を並べてみます。

第五十七話~第五十九話「期待値オトコシリーズ

第六十話「パチンコ屋の中で落とした哀しみを

第六十一話「この頃少し変よ

第六十二話「趣味はパチスロです、という人に出会ったことはありますか?」 


今日はいつもと趣向を変えまして、ちょっとマジメな話をしたいと思います。 

小学生の頃に公式というものを習いました。たとえば、簡単なもので、直角三角形の面積の求め方があります。

はい。

そうですね。

底辺×高さ÷2です。

その公式の意味も理解していると思います。

直角三角形とは長方形を二等分した形である。

ということは、長方形の面積(タテ×ヨコ)を二で割れば、直角三角形の面積になる、と。

しかし、その公式をいざ自分の人生で使おうとすると、戸惑ってしまいませんか?
そもそも直角三角形の面積を求めるシチュエーションがどこにあるのか。


同じようなものに、スロットにおける二大公式があります。

「期待値を追う」

「高設定を打つ」


スロットを日常的に打っている人は、このことを理解できていると思いますし、ぼくも理解しているつもりです。

しかし、知っている人がいるかもしれませんが、ぼくは算数が苦手です 。

ということで、その台がどれくらいの期待値で、その集積として、どれくらいの収入になるかをしっかりと把握してはいません。ぼくのパチンコ屋における行動は、目の前の台を見て、ざっくりと+であるか-であるかを判断して、打つべきであるか、打つべきでないかを決めるだけです。重要なのはただ目線だと思っているからです。

回りくどい言い方をやめて、単刀直入に言います。

スロットに勝てません。

より正確に言うと、あんまり勝てません。

スロッター的な言いかたをすると、欠損がひどい、ということになります。

エヴァンゲリヲン決意など、中には結果が出ている台はあるのです。特定の日の特定の店における設定狙いも結果が出ています。

しかし稼働の主たる期待値追いがふるわない。

今年に入り、期待値を追って打った台は396台。にもかかわらず、一度として3500枚以上の出玉はありませんでした。

最近の台は一撃の出玉に割を取られている傾向にあるため、割の高いところばかり打っていたとしても、こういうことが起こりえるのです。

なぜぼくは、こんな喋り方をしているのでしょうか。
はい。
浮かれているからです。

ぼくは今まで、浮かれたせいで色々なものを失くしていますから、そういうとき、こんな風に、条件反射的に、反面教師が顔を出すのです(反面教師という意味ではなく、反面教師、というキャラクターです)。

ということで、ぼくこと反面教師が、最近ホールでよく見かける学生に向かって話しかけるように、この文章は書かれています。

学生諸君。

努力は必ず報われる、という聞こえの良い言葉があります。しかし、ぼくはその言葉には、デマとまでは言いませんが、甚だ疑問を持っています。
なぜなら、努力が報われた人物だけしか、その言葉を言う資格がないからです。

ぼくは小説家ですが、発表媒体はこのブログのみ。そんな人間が胸を張って小説家だと言っても、誰も真剣に取り合ってはくれないでしょう。


Aという人物にとって真実かもしれないが、Kという人物にとっての真実ではないかもしれない。となると、Bという人物にとって、その公式を信じていいかどうか、わかりません。


公式というのは、誰がやっても同じ結果が得られるはずであり、であるからこそ、公式足りえるのです。

「期待値を追う」

「高設定を打つ」

スロットを打っている人は、ほとんど全員がその公式を知っている。使ってもいる。

しかしながら、必ず勝てるとも限りませんし、ぼくのように、低空飛行がけっこう長いこと続く場合もあるのです。

その低空飛行はいったいいつまで続くのか?



昨日のことです。

三連休中日ということで、休日でもそれほど客つきの多くない駅近の中規模店へ行き、ガンダムの310ゲームから打ち始めました。サクっとczを引き、ギャンと戦って撃破。珍しく四連まで伸び、即やめで+4k

つづいて番長2の186ゲーム。247ゲームでBAR、金剛さんぼっちで駆け抜けて、2ゲーム目確定演出から赤七、操ルーレットを見て2ゲームやめ。+2k

つづいて前日に確認していたラグランジェのモードB終わりの116抜け台が290ゲームで空いたので着席。プッシュボタンを押してもczの履歴なし。
打ち始めてすぐの322ゲーム目、リールロックから強チェリー。そのままウォクスドライブへ。

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プッシュボタンでこの色(赤なのかな?)80%か。

しかーし、七揃いは二回。

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モードc予想なので、追加投資にもめげず、天国ゾーンを回します。

36ゲームで契機不明cz→失敗というのを経て、108ゲームからざわつきはじめ、再び契機不明cz、これが無限で天国確定(たぶん)。再びウォクスドライブへ。
今回は青色。

で、七揃いは二回。

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輪廻図柄を狙えって言われてドキドキしちゃいました(今でたまるかという意味で)。

天国分回して終了。
マイナス5k

「終わったことはすべて終わったこと」そう念じながら立ち上がり、次なる台に向かいます。

記念すべき二〇一四年の期待値稼働400台目はマジカルハロウィン4、当日383ゲーム、前日140ゲーム。

ちなみに出したことはおろか、去年からほとんど勝ったことのない台(そんな台ばかりで困っちゃいますね)です。
まあ、仮にリセットがかかってても、このくらいからならいいか、という感じで着席。

投資3k、czからカボ揃い×2

これが、まさかの展開に。

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大きくは乗せないけれど、ちょこちょこ乗せが延々続き、

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学生諸君。

(こほん)新しい公式を発表します。

期待値のある(であろう)台を新年から400台打てば、一回はこれくらい出ます(ぼくの場合)。

春休みは短いですが、ぼくをお手本に(または反面教師)に、心が折れないように頑張ってください(頑張らないでください)。

ぼくは実際、折れかかっていましたが、不思議なことに、結果が出ないときの方がスロットって打ちたくなるもんなんですよね(結果が出たときにしか言えないうざい台詞)。

くりかえしになりますが、これは公式を忠実に守ったうえでの結果です。

公式は、

「期待値を追う」

「高設定を打つ」

です。

それにつけくわえると、

「時々ブログで愚痴をこぼす」

です。

何はともあれ、ついに3500枚の呪縛から解かれ申した。

学生諸君。もとい、甲賀弦之介殿。

今週はバジリスク絆との不発の約定を解きにいこうと思う。

1/400の男 寿


注意:この文章の結論はただの結果論です。オカルトと同義です。その旨斟酌していただけると幸いです。
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