書くこと、賭けること

どうもはじめまして。スロ小説家のブログです。

すべての書かれたもののうちで私が愛するのは、自分の血で書かれたものだけだ。
血で書け。そうすればきみは、血が精神であることを経験するだろう。

フリードリヒ・ニーチェ 永井均訳
「ツァラトゥストラはこう語った」
読むことと書くこと、より

第五十五話「ぼくの一歩を天才はビューンと越えていく」

P1010078


天才とはなりたくてなれるものでは決してない。天才とはすであるものであり、生まれるべくして生まれるものである。


ぼくにそのような天賦の才能はない。だからこそ、天才というものに惹かれてしまう。

たとえばモーツァルトであるとか、イチローであるとか、武豊であるとか、羽生善治であるとか。


本人たちは異口同音に言う。「天才ではない」と。それでも市井の人間の目から見れば、天才以外の何者でもない。


たとえば羽生善治。元七冠、現王位にして王座にして棋聖(そして王将戦を対局中)。


羽生は自身の著書で、直感が合っていることは7割くらい、と言っている。


ん? と思う。

直感にしたがって将棋を打つだけで7割は勝てるということなのか?


ということで、羽生善治の通算成績を見てみようと思う。


http://www.shogi.or.jp/kisen/record/tuusann.html


17581269488敗。


勝率7割2分2厘3毛。


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第五十四話「我、ドブ川にて自分の目が節穴であることに気づく」

ずっとドブ川だと思っていたところで、何百匹もの魚が蠢いているのを見かけた。

生命が脈動していた。人々の営みを通過した汚水の中で。


少し前に、この川沿いを散歩していると、川面に光る緑色の球体を発見して、足を止めた。得体の知れない新種の生き物か、宇宙人の卵か、なにがしかの魂かと思った。


目を凝らすうちにその正体が判明する。テカテカのボールだった。弾む時にパインパインと音がするタイプのあのボールだ。


そう。ぼくの目はふしあなである。
 

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第五十三話「銀河の中心、ブラックホール」

以前よく通ったホールは、月に二度、全六イベントを行っていた。並びは抽選。

当然、ノリ打ち集団が何組も集まってくるわけで、やはり人間というのは、集団になると、普段抑えている「モヤモヤ」みたいなものを解き放つ傾向にあるわけで。


その中にぼくが(心の中で)悪の軍団、と呼んでいるグループがあった。全員二十歳になるかならないかくらいのメンバーで構成されたそのグループには、ひとり、いじられキャラの男子がいた。

実際のところ、彼を中心にそのグループは成立していたといってもいいかもしれない。

いじるというよりも、悪の軍団の構成員たちは、ことあるごとに彼に危害を加えるのだった。言葉で。あるいはフィジカルで。より直截的な表現にすると、殴る、蹴る。まるでその行為がその軍団に所属していることに課せられた当然の義務とでもいうように。


彼は殴られても、罵詈雑言を浴びせられても、言い返さずに、うすら笑いを浮かべるのみだった。その態度にまた腹を立て、構成員たちは彼を殴った。


銀河系の中心にブラックホールがある(と言われている)ように、彼にすいよせられた構成員たちは、彼を担保にグループを存続させていたように見えた。


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作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきって行きましょう! どこへ? パチンコ屋へ。
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血がたぎります。

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