書くこと、賭けること

書くことを賭ける。賭けることを書く。とどのつまりは遊び。Life is the gambling you know?

「寿という言葉は経験による人の円熟という意味に使われていた」
「成功は、遂行された計画ではない。何かが熟して実を結ぶ事だ。其処には、どうしても円熟という言葉で現さねばならぬものがある。何かが熟して生れて来なければ、人間は何も生むことは出来ない」

小林秀雄「考えるヒント」より

鬼熱(オニアツ)現象発生!『プレミアムバジリスクチャンスorバジリスクタイム』紫色のもやもやがリールを覆う!

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【ためし読み5】スロッターとスロッターはファミリーレストランでスロットを語る。「トン、トン、トン」より


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 2015年1月2日 金曜日

 沖ドキのボーナスを消化中のことだった。いつも帽子をかぶっているプロ風の男に「ちょっといいですか?」と話しかけられた。
「あの、相談があるんですけど、今日は何時まで打ってますか?」
「次の32ゲームでやめるかな」
「あの、飯おごるんで、話、聞いてもらえませんか?」
「……いいけど」
 換金した後で、帽子プロの運転するbBで、国道沿いのファミレスに向かった。
「何食いますか?」と彼は言った。
「どうしよう。ええと、和風ハンバーグとライスセットにしようかな」
「ドリンクバーもつけますよね?」
「ああ、お願いします」
「あ、自分、取りにいきますよ。何にしますか?」
「コーラを」
「はい」

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「あの、何て呼べばいいですか?」
「山村です」と僕は言った。
「あ、おれは、園田って言うんですけど、何か、照れくさいっすね」
「まあスロッター同士で自己紹介するってあんまりないからね」
「あの、山村さんはこの世界にどれくらいいますか?」
「十何年? けっこう経つね」
「先輩の目から見て、後、この世界にどれくらいいられると思いますか? 次の規制の先も、食っていけると思いますか?」
「園田くんは何でスロットを打ってるの?」
「最初は好きから入ったんすよね。エウレカとか、新鬼武者の時代です。大学行ってたんですけど、学ローン借りるくらいはまっちゃって」
「専業になったきっかけは?」
「ブログっすね」
「ブログ?」
「ハイエナで稼ぐみたいなブログがあって、そのブログの影響でスロットで稼ぐっていう基盤ができて、設定狙いに行き着いて、ホールを開拓する楽しみを覚えて、今にいたるって感じです」
「へえ。そういう入り口もあるんだ」
「お待たせしました」と言って店員がやってきた。「和風ハンバーグとご飯セットのお客様は?」
「あ、はい」僕は言った。
「失礼します。こちらはBLTサンドになります。以上でご注文の品はおそろいでしょうか?」
「はい」園田くんがうなずいた。
「ごゆっくりどうぞ」中年の男性店員が頭を下げて、去っていった。
「山村さんは、スロッターがスロットをやめて他の職業につくことってどう思いますか?」園田くんはBLTサンドを手に取りながらそう言った。「おれに勝ち方を教えてくれたそのブロガーも、今はもうスロット打ってないんですよね……」
「まあ、ある意味必然なのかな、と思うけど。要はスロッターってプレイヤーだよね。肉体ありきだから、当然、引退もある。ただ、現場から離れたら、もうスロッターとは言えないよね。それに、元野球選手が通用しても、元スロッターには何の意味もないし」
「そうっすね」帽子プロこと園田くんは笑った。「でも、最近ちょっと考えちゃうんですよねえ」
「何を?」
「……未来、見えないんすよねえ」
「でもどんな世界でもそうだと思うけど、先を見通すことなんて誰にもできないし、逆にあんまりにも見通しのいい場所にいたら人間ってダメになるとも思う」
「どういうことですか?」
「だって未来は確定してないじゃない。設定が決まっていても、その日の最終出玉がわからないように」
「でも、大体規定できるじゃないですか。割がわかってれば、平均が出せる。ただ、設定がなくなってしまえば、そんなこともできなくなるわけで、天井がなくなってしまえば、ハイエナもできない。パチンコに天井がつけばいいんすけどね」
「要は規制が不安ってこと?」僕はハンバーグをもぐもぐした後でそう聞いた。
「そっすね。後はモチベーションの維持の難しさというか」
「園田くんは何のためにスロットを打ってるの?」
「何すかね」園田くんはそう言って、ホットコーヒーをくいっと口に入れた。「今は惰性って感じがします。ぶっちゃけ」
「もっと違うことがしたい? それとも、お金が欲しい?」
「お金が欲しいです」
「金持ちになりたいなら、それ相応の努力をするしかないんじゃない」
「山村さんは金欲しくないんですか?」
「うん」と言った。「スロットだけで充分。だってお金持って何に使うの?」
「いい車乗って、いい家建てて、いい女連れて、みたいな」
「そういうのって、それこそ維持が大変だろうな、と俺なんかは思うんだけど。というか、目的と行為は主従関係にないほうがいい気するのね。いい車やいい家やいい女のために何かをするのって、しんどいし、そんな目的で俺は動きたくない。何かのため、というよりも、その行為をすることが目的っていう状態が、行為としてパフォーマンスが高い気がする」初めてまともに喋る相手にどうしてこんなことを言っているのだろう? と疑問を持ちつつ僕は言った。
「それ、いいっすね。目的と行為の主従関係って」
 園田くんはスマホを取り出して、カサカサとタッチパネルに触れていた。「目的と行為の主従関係……」
「園田くんは今ひとりでスロットを打ってるよね。どうして?」
「単純に金ですね。誰かと一緒に打てば、リスクを減らせるとは思うけど、儲けも半分じゃないですか。それが嫌なのかな。ただ、最近、人使うのもいいかな、とは思うんすよ。打ち子雇って、みたいな」
「打ち子にいくら払うつもりなの?」
「時給千円くらいかなあ。この辺でバイトするよりはいいと思うんで」
「ということは、組織をつくるってこと?」
「そういうことになりますかね」
「そっちのほうが稼げなくなったときにしんどくない? それに、園田くんの言うことを素直に聞いてくれる子を探すのって難しくない?」
「たしかに、そうなんすよね。山村さんは仕組み化とか組織化とかは興味ないんですか?」
「ない。そんなのやるくらいなら死んだほうがマシだと思ってる」
「極端っすね」と言って園田くんは笑った。
「てか、ひとりで大丈夫な人間は、組織に属せない。組織内で力を発揮する人間は、ひとりでいられない。もちろんそれぞれに努力は必要だけど、基本的にはたぶんそういう単純なことだと思うけど」
「山村さんはひとりでも大丈夫な人ですか?」
「うん。ずっとひとりだったし」
「そうですか……。つらいこととかなかったですか?」
「インターネット掲示板で叩かれて、逃げ出したことはある」と言って僕は笑った。そう、それが最初のきっかけだったのだ。
「おれ、そんなん怖くてよう見ません。そういえば、山村さんがいつも連れてる若い子いるじゃないですか。彼はどこから見つけてきたんですか?」
「見つけたっていうか、出会ったっていうか、流れっていうか、何だろう」僕はそういいながら、この数ヶ月を思い返してみた。色んなことがあったな、と思った。
「彼にはいくら払ってるんですか?」
「折半だよ」と僕は言った。
「マジっすか。年齢とか全然違うのに?」
「年齢って関係ある?」
「いや、えー、まあ、そう、すかねえ。でも、経験値が違うでしょ」
「ただの上下関係って甘えが生じるからさ。どうしても」
「ああ、それは何となくわかるような気がします。でも、ちょっとびっくりしました。てっきり打ち子だと思ってたんで」
「相棒だよ」
「すげえな」と言って、園田くんはコーヒーのおかわりを取りに立ち上がった。

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 園田くんはため息混じりに言った。「目指せ不労所得! ってわけにはいかないっすかね」
「今のスロットと同じだけの情熱を注げるなら可能かもね。たとえば、閉店チェックをして、翌日の設定配分を予測して、打つ台の優先順位を決めて、保険もかけて、開店前に並んで、13時間フルに打って、また翌日に備えて、それを毎日続けるみたいなシステム(仕組みでもいいけど)を、他のまだ誰もやっていない分野でイチからつくりあげたとしたら、成功者になれるでしょ。だってあの店に限って言っても、そんなことをしてるのは数人しかいないわけだから。ぶっちゃけ、すべての競争の勝敗を分けるものは、『運』と『優位性』だしさ。俺には金儲けのアイディアなんてひとつも浮かばないけど」
「いや、何か、すげえ刺激を受けました。そうっすよね……。あの、何か、ありがとうございます」
 そう言われると、急に照れくさくなってしまい、カフェラテを取りに行くことにした。

「でも、園田くんだったら何をしても、いいとこまでいく気はするけどな」僕は言った。「君がいないほうが俺としてはやりやすいし」
「いや、それ、こっちのセリフだわ」と言って園田くんは笑った。「山村さんたちが来てから日当ちょっと下がったんすよ。責任取ってくださいよ」
「それは無理」僕も笑った。
「スロッターは幸せになれますかね」
「どうかね」と答えた。「でも、スロットって楽しいよ」
「そりゃ好きっすけど、一生の仕事かっていったら、言えないです。体壊したらおしまいじゃないですか」
「うん。でも、金持ってても、体壊したら大変だよね」
「そりゃそうっすけど」
「園田くんはスロットで勝つことに対して不安ってある?」
「それはないです。今のところは、ですけど」
「でも、先行きを考えると、不安になる」
「はい」
「園田くんは両親はいる?」
「はい。っていうか、一緒に暮らしてます」
「それって素晴らしいことだ思うんだけど。親にはスロットしてること言ってるの?」
「一応」
「何か言われる?」
「親よりも入ってくるお金じたいは多いし、お金も少し家に入れてるので、何も言ってはこないっすね」
「そっか……。家族を大切にするとかも、未来の不透明感を和らげることにつながると思うんだけどな」
「まあ、そっすね」
「てか、そろそろ帰ろうか」と僕は言った。「明日打ちたい台あるし」
「オキドキっすか?」
「バレてた?」
「はい。でも、おれは明日は鉄拳と番長からはじめる予定なんでかぶらないっすけど」
「三が日過ぎたら全リセに戻りそうだしね」と言って僕は立ち上がった。
「そっすね」と言って、園田くんも立ち上がり、伝票を持ってレジに進んだ。
「ごちそうさま」と言って、ファミレスの外に出た。
「いえいえ。こちらこそありがとうございました。てか、山村さんの家はどこですか? 送りますよ」
「いや、いいよ。ここで。腹いっぱい食べたし、ちょっと歩きたい気分だから」
「そうすか? わかりました。今日はほんとありがとうございました。目的と行為の話、参考になりました。ちょっと考えてみます」
「ういっす」
「あ、山村さん、おれ、ブログやってんすよ。時間あるときでいいんで見てください。資金源のひとつになればいいなって思ってはじめたんすけど、おれには無理だって気づいたんで、そんなに頻繁に更新はしてないですけど」
「わかった」と答えた。「タイトルは?」
「『賭けることについて考えるときに僕の思うこと』です。長いですね」
「後で読んでみるよ。じゃ」
「お疲れっす」

 園田くんのブログは、いわゆるスロットの稼働日記だった。今読む気にはなれなかったので、ブックマークに入れておくことにした。月の大きな夜だった。オリオン座の方角に向けて、僕はテクテク歩いていった。
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スロット小説第一弾 

【ためし読み4】スロットよりもっと楽に稼げるものが目の前にあったらする? 「トン、トン、トン」より

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「師匠は女には興味ないの?」唐突にりんぼさんは言った。
「いきなり何ですか?」
「興味なくはない?」
「そりゃ、まあ」
「じゃあ最近いつやった?」
「何ですかその質問は……」
「いや、ちゃんとそういうことしてるのかなっていう単純な興味なんだけど。じゃあ、すぐにやらせてくれる女性と、まったくやらせてくれない女性はどっちがいい?」
「そりゃすぐにやらせてくれるほうがいいんじゃないですか」
「じゃあ、すぐにやらせてくれるけど、誰とでも寝ちゃう女と、やらせてくれない処女とどっちがいい?」
「そりゃ心情的には前者ですけど、質問おかしくないですか? どういう外見で、どういうパーソナリティがあってっていう前提がないと答えようがないですよ」
「いや、君と会って3日経つけど、少しずつ君のことがわかってきたよ。結婚したいとかそういう願望はある?」
「結婚したいって、まず人ありきじゃないんですか? 好きな人、というか、この人と一緒にいたい、一緒に年を重ねたい。家庭を持ちたい。それで初めて結婚願望っていうんじゃないですか?」
「ふむ。君らしい答えだ。だけど、それはあくまで君の意見であって、万人の答えではない」
「……そうなんですかね」
「好き、一緒にいたい、という理由で結婚するということは、好きじゃなくなったら、一緒にいたくなくなったら、離婚するということだよね」
「うーん、結婚については、ぶっちゃけあんまり考えたことがありませんでした。たしかに、そうですね。恋愛状態と、日々の生活を共にするというのは、違うことのような気もする」
「うん」りんぼさんはうなずいた。「質問を変えよう。師匠がスロットをしているのは、お金のためだけじゃないよね」
「……たぶん」
「たとえば、スロットよりもっと楽に稼げるものが目の前にあったとしたら、それ、する?」
「それは具体的にどういうものですか?」
「ここにひとつのボタンがあります。このボタンを押すと、あなたと関係のない人が何人か不幸になります。そのかわりにあなたにはお金が入ります。押す?」
「押さないです」
「何で?」
「何となく」
「だってさ、スロットだって同じじゃない? 大勢の誰かが負けてくれて、ようやく君みたいな人間に恩恵が届く。敗者のいないところに勝者は存在しない。やってることが同じなのに、ボタンは押さないってきれいごとじゃない?」
「そうですね。でも、そのボタンで不幸になる人には自己決定権がない。それはフェアじゃない」
「うーん」と言ってりんぼさんは芋焼酎をぐびと飲んだ。「こりゃ是が非でもパチンコ屋の存在しない世界で君が何をするのか見たくなってきたな」
「あの、りんぼさんは人を不幸にする仕事をしてたって言ってましたけど、何をしてたんですか?」
「人の不幸が利益に直結するビジネスモデルってけっこうあるんだよ。君も知ってのとおり、ギャンブル産業がそう。金貸しってのもそう。警備会社もそう。日本にはないけど、刑務所の経営とかもそうかな。軍隊もそうだね。武器、兵器をつくるってのもそう。社会が不安定になればなるほど事業拡大の契機になるっていう。もしかしたら酒造メーカーもそうかもしれない。娯楽産業もそうかもね。もちろん、それらには両面あるわけだけど。何て言えばいいのかな。ビジネスってのは、人に奉仕するのが第一義。その裏では依存させたいっていう思惑もある。良い商品、良いサービスは、必ず依存の対象になるからね。そして、できればその商品にまつわる流通を独占したい。それを防ぐために独禁法があるんだけど、現実はメジャーの論理で世界は回ってる。結局、世界で行われているすべての経済活動は、既得権益をめぐる戦争なんだよ。簡単に言えば、桃鉄みたいなもんなんだけど。桃鉄ってゲームやったことある?」
「はい。学生の頃に」
「あれってさ、モノポリーをベースにしたようなゲームだから、ある種の経済モデルでもあるわけ。で、ひとつの会社が成長する裏で、会社にとってネガティブな事件が発生する。台風とか、地震とか、キングボンビーとか、そういうの。そういうのを意図的に起こす人ってのも、世の中にはいるんだよ」
「火事場泥棒みたいなことですか?」
「それもその一例、だね。世界を構築しようとすることで生きる糧を求める人間、世界を崩壊させようとすることで生きる糧を求める人間、それぞれ立場は違うけど、糧を求めるという意味では同じ。そんな感じかな」
「金ってことですか?」
「そう。君たちが、今まさに、パチンコ屋という、極めて日本的なグレーゾーンで日々を過ごしているのも、金のためだ。だけど僕にわからないのは、どうしてパチンコ屋じゃなきゃいけないんだろう? ということだよ。別に、本気でお金だけが稼ぎたいなら、他にいくらでも方法はあるじゃない。どうして、パチンコ屋という空気のあまりよくない場所で、体を酷使してまでスロットを打ちたいの? 楽しいから?」
「うーん、ちょっとその質問は保留させてもらってもいいですか?」
「いいけど、どうして?」
「明日も朝から行きたいんで……」
「わかったよ。寝ようか」
「すいません。おやすみなさい」

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 僕と小僧は快進撃を続けた。1週間のうち、半分は高設定台に座れるようになった。そのうちに古株のジグマプロ(いつも帽子をかぶっている二十代中盤くらいの男)から、「明日はどの台っすかねえ?」と喋りかけられるようになった。喧嘩を売られているのかと思ったが、どうやらそういうわけではないらしかった。ジグマ同士の情報のやりとりは、設定を見極める精度の向上につながった。
 そんなある日、小僧が何かを発見したような顔をして、「師匠、ビタ押しって、もしかして、0.75秒を21で割るだけのことじゃないですか?」と言った。
「厳密に言えばリール1周のスピードは0.75~0.8秒の間くらいで、攻殻機動隊とか北斗転生とかは20コマだから、機種によるっちゃ機種によるんだけど、まあ、そういう認識でいいと思う。何か掴んだ?」
「何となく、ですけど」
「すげえな。てか、マジでメガネとかコンタクトとかしないで問題ないの?」
「別に遠くが見えなくても、そんなに困らなくないですか?」
「いや、困る。あの台が空きそうとか、おいしいゲーム数の台があるとか、わかんないじゃん」
「でも、目で見えない情報もありますよね」
「たとえば?」
「あ、今、あっちの台で人が立った、とか、あっちの台のボーナスが今終わった、とか」
「ふむふむ」と僕は言った。「音か。たしかに、音とかってあんまり気にしてなかったわ。うるさいからすぐ耳栓つけちゃうし」
「耳栓してても、何か、敏感になりましたね。気配とか音とか、そんなのが」
「ヴァルゴのシャカみたいな話だな」
「何ですか? それ?」
「いや、ただの昔話」
「てか、師匠、この二週間でいくら稼ぎました?」
「ふたりで50万くらい」 
「いくら貯まったら遍路するって言ってましたっけ?」
「ひとりあたり100万かな」
「じゃあ二ヶ月以内には貯まりそうですね」
「現在のペースで未来は占えないよ」
「でも、そうなると、まだ寒いですよね。真冬に遍路します?」
「うーん、それもそうだな」
「春まで待っちゃいますか」
「何で嬉しそうなんだよ」
「え、その分スロット打てるじゃないですか」
「……」
「ねえ、師匠、何でスロットって楽しんですかね」
「リールってクルクル回るだろ?」
「はい」
「リールってピカピカ光るだろ?」
「はい」
「だからじゃね?」
「……おれ、今、バカにされました?」

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スロット小説第一弾より
作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で20年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、トレードをするなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきってまいりましょう! どこへ? チャートの世界へ。
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血がたぎります。

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