書くこと、賭けること

どうもはじめまして。スロ小説家のブログです。

すべての書かれたもののうちで私が愛するのは、自分の血で書かれたものだけだ。
血で書け。そうすればきみは、血が精神であることを経験するだろう。

フリードリヒ・ニーチェ 永井均訳
「ツァラトゥストラはこう語った」
読むことと書くこと、より

週間我評第十七週「五月病がひどいので、旅に出ることにした」

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このブログの執筆者である寿は、このコーナーに(というかブログじたいに)「わかりやすさ」を取り入れたいと、ワインの世界を変えたロバート・パーカーjrにならい、自分の文章に点数をつけてみよう、と思い立ったのだった。このポイントのことを、KKポイントと呼ぶ(説明しよう。KKポイントとは、書く(こと)賭け(ること)ポイントのことである)
KKポイントで評価すべきは3項目。
1、ブログで最も大切とされるタイトルと、そのタイトルにみあった内容かどうかの評価(1~15点)。
2、テーマとモチーフの普遍性、同時代性、今書くべき内容であるかどうか(1~15点)。
3、全体の質のレベル。余韻、余白。その記事が未来に与える影響と、今後の展開を鑑みて(1~20点)。
最初の持ち点(50点)にこの点数を加算するシステムである。では、いきます。

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第百九話「申し上げます。ハーデス様、生類憐みの令が過ぎるのではござりませぬか?」

ところで、アナザワさんのお宅にお邪魔して、天井以外の初当たりで、ワンちゃん以外が出てきたことが一度も無い。

ご主人も、奥方も、色々と忙しいのだろう。そのための番犬なのだろう(うまくつくりましたねえ)。

そして未だゴッドなし。フリーズなし。ハーデス揃いもなし。
それでマイナスではないのだから、甘いんだろか。

今日なんて2回も初当たりを引いて、こんな感じ。

きっかり+60ゲーム
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きっかり+50ゲーム
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どうでもいいけど、5k以内にGG引いて、しかも連チャンしてるのに負けるとちょっと哀しいですね。

ジャッジメント!(負けすぎてテンションおかしい)

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第百八話「朝焼けと拳銃と月光(我は神の子)」

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「パエトンの墜落」ピーテル・パウル・ルーベンス

若い頃は誰でもそうだと思うが、ぼくも昔はちょくちょくバイトをした。

 
今から十数年前、ぼくは派遣会社(今は存在しない)に登録していた。その日もらったのは、大手レンタルビデオ店の、新規オープンのための仕分け作業で、ぼくは眠い目をこすりつつ電車に乗った。

朝早く、人もまばらだ。

と、ひとりの男性が車両に滑り込むように乗ってきた。年齢はおそらく三十歳前後。オールバックの髪は若干乱れており、セットしてから時間が経ったという感じ。この寒いのにスーツ一丁で、おまけに白いワイシャツの第一ボタンと第二ボタンははだけている。全身からただごとではない雰囲気が立ち上っている。男はぼくの右前方、六メートルほど離れたところにでんと座った。

何だか胸騒ぎが止まらなかった。

ぼくは彼の何に反応しているのだろう? と考えながらそれとなく観察すると、男の腰のところに妙な物体が見えた。ぞっとした。黒光りしたその物体は、ぼくの目がおかしくなければ、拳銃だった(あるいは拳銃のような形をした何かだった)。


目を閉じる。ぼくの耳の中のイヤホン、つまり携帯音楽機器(その当時はソニーのMDウォークマンだった)からは、鬼束ちひろの「月光」が流れていた。目を開ける。窓の向こうに見える空は朝焼けに染まっていた。これから一日が始まるのだ。そしてあの武器は、誰かの人生を終わらせるためのものなのだ。


「我は神の子」という、大仰な言葉が耳の中で聴こえる。心の中で首を振る。ぼくはこれからバイトに向かう。朝は早いし勤務地も遠いけれどこの仕事は今日一日で終わる。

目を開ける。窓の向こうに空は広がり、右前方には死の予感そのもののような人がやはり目を閉じている。

やがて乗り換えるべき駅がやってきて、ぼくは電車の外に出た。冷たい風が吹いていた。

チャイムが鳴って、ドアが閉まる。電車は目的地に向かって滑るように走り出した。

朝日が目に入り、ぼくは目を閉じた。


ぼくはいったい何をしているのだろうか? そして、何をしにどこへ向かうのだろうか? よくわからなかった。目的も、それから、その意味も、何もかも。


ぼくは向かいのホームにやってきた電車に乗り、家に戻った。

仕事に行けなかった言い訳を考えたけど、めんどくさくなったので寝た。


今思えば、あのときのぼくの視力は0.1あるかないかくらいで、しかもコンタクトをせずに生活をしていたため、六メートル向こうの人の腰に何があるかなんて見えるはずがないのだった。だから、たぶん、携帯電話か何かだったんだろうな。たぶんそうだ。うん。

仕事に行きたくないぼくの脳が、そういうものに変換させてしまったのだ。たぶん。


今はなき派遣会社の社員さん、それからレンタルビデオ屋のみなさん。あの日行けなくてすいませんでした。

 

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作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で19年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきって行きましょう! どこへ? パチンコ屋へ。
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