書くこと、賭けること

どうもはじめまして。スロ小説家のブログです。

すべての書かれたもののうちで私が愛するのは、自分の血で書かれたものだけだ。
血で書け。そうすればきみは、血が精神であることを経験するだろう。

フリードリヒ・ニーチェ 永井均訳
「ツァラトゥストラはこう語った」
読むことと書くこと、より

第十九話「所有欲と戦う」

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我々はとかくものを所有したいという欲求にとらわれる。あまつさえ、人と人との関係性さえも。


その欲求から逃れるのは並大抵のことではない。

たとえばルパン三世(fromカリオストロの城)であるとか、阿久津丈二(from代紋take2)であるとか、ダイ(fromダイの大冒険)というような超人だけが、そのくびきから逃れられるのである。

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第十八話「理不尽すぎる。カフカか」

初代ハナビで一撃2000枚くらいのコインを得たことがあった。

すると、「おい、てめー態度わりいんだよ」と隣の客に言われた。

「はい?」とぼくは返した。

彼の言っている言葉の意味がよくわからなかったからだ。

「だから態度、態度だよ」

「はい?」

「殺すぞ?」

「はい?」

男はタバコの煙をふうぅとぼくの顔に吹きかけて、もう一度同じ台詞を言った。「態度わりいんだよ」



また、とあるホールでアルゼの「バイオメサイア」を打っていた日のこと。
美しいリーチ目が出て、フラッシュで祝福された。
首尾よくビッグボーナスだった。
ぼくはいつものようにボーナスゲームをこなしていった。

と、どこからか怒鳴り声が聞こえ、見るとパンチパーマの店員が、今から鬼を殺す予定でもあるかのような顔でぼくの顔をにらんでいた。
「コルァー」
「はい?」とぼくは返した。
彼が何について憤慨しているか、皆目検討がつかなかったからだ。 

「出禁にすんぞコラ」

「はい?」

「リプレイは、外すな」

「……はあ」


そんな張り紙どこにもないけどなあ、と思いつつ、ボーナスゲームを消化していると、隣のおじさんの台にリーチ目が。ボーナス確定である。
 
おじさんはボーナスを揃えられずにオロオロしていた。 

リールが黒いうえにチカチカしているため見づらかったのかもしれない。
ぼくはおじさんに「揃えましょうか」と聞き、頼むわ、と言われ、トン、トン、トン、とゴシック調の赤黒い7を揃えた、その瞬間だった。

「コルゥア」という声が聞こえた。
 

さっきの店員が、鬼をミナゴロシにした後、さらに大ボスを倒しに行くかのごとき構えで立っていた。

「コルゥア、こんガキ、アホンダラ、店やったら他にナンボでもあるやろ。ここは目押し禁止の店やねや。出てけボケが。コラ。カス」


ぼくはボーナス終了後、400枚弱のコインを下皿に残したまま席を立った。そして二度とその店に行くことはなかった。


何が良くて何が悪いのかもわからなかった若き日のことである。

 

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第十七話「切り替える」

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気持ちを切り替えるということが、スロットを始めた頃からのテーマだった。


けど、何年経ってもなかなかうまくできなかった。

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作者 寿
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ふと思う。スロ歴ってどれくらいなんだろう? 今年で18年? そんな経つ? ピーいれたいね。スロットばっか打ってるわけじゃなくて、普段は小説書いてんすよ。ちっとも売れないけどね。つうか売ってないしね。けどこのブログだと読めんすよ。フォウ!

ブログポリシー「my rights sometimes samurai!」
当ブログは、寿という人でなしが小説を書くなかで、
また、スロットを打つなかで、
はみ出たものを一所懸命につづったものです。
基本的に毎日更新してはいますが、
毎朝グビグビ飲めるというほどあっさりした、
また、健康的な文章ではありません。
油ギトギトのラーメンというほどではないと思いますが、
胸焼け、食あたりを起こす可能性がある由、ご留意くださいますよう。

また、コメントは大歓迎です。
引用ももちろん大歓迎ですが、引用元の記事を明記していただけると幸いです。
それでは今日もはりきって行きましょう! どこへ? パチンコ屋へ。
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